配信先、産経WEST2017.6.7 20:45更新
http://www.sankei.com/west/news/170607/wst1706070101-n1.html
大阪市港区の水族館「海遊館」は7日、絶滅の恐れがあるミナミイワトビペンギンのひな1羽が誕生したと発表した。凍結精子を用いて親鳥に人工授精しており、DNA型を検査してこの授精によるものと確認できれば、冷凍精子による世界初の成功例となる。確認は7月以降の見通し。
海遊館は平成23年からミナミイワトビペンギンの人工繁殖に挑戦し、昨年、世界で初めて成功。今年4月に凍結精子を用いた繁殖に挑戦し、2羽に対し、海遊館と葛西臨海水族園(東京都江戸川区)の個体から採取した精液で試みた。
7日までに2羽が計3個の卵を産み、同日朝に1個が孵化(ふか)した。親鳥はきちんと世話をしているとみられる。
凍結精子は国内外に運べるため、技術を生かせる範囲が広がる。海遊館の広報担当者は「成否ははっきりとは分からない」としながらも「種の保存のためにも成功していてほしい」と期待した。
http://www.sankei.com/west/news/170607/wst1706070101-n1.html
大阪市港区の水族館「海遊館」は7日、絶滅の恐れがあるミナミイワトビペンギンのひな1羽が誕生したと発表した。凍結精子を用いて親鳥に人工授精しており、DNA型を検査してこの授精によるものと確認できれば、冷凍精子による世界初の成功例となる。確認は7月以降の見通し。
海遊館は平成23年からミナミイワトビペンギンの人工繁殖に挑戦し、昨年、世界で初めて成功。今年4月に凍結精子を用いた繁殖に挑戦し、2羽に対し、海遊館と葛西臨海水族園(東京都江戸川区)の個体から採取した精液で試みた。
7日までに2羽が計3個の卵を産み、同日朝に1個が孵化(ふか)した。親鳥はきちんと世話をしているとみられる。
凍結精子は国内外に運べるため、技術を生かせる範囲が広がる。海遊館の広報担当者は「成否ははっきりとは分からない」としながらも「種の保存のためにも成功していてほしい」と期待した。