http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170817/k10011102041000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_025
減少が懸念される太平洋のクロマグロの資源管理を話し合う国際会議が、今月韓国で開かれ、この中で日本は、クロマグロの量が回復していると確認できた場合は、漁獲量の上限を引き上げられる仕組みを提案する方針です。
今月28日から韓国・プサンで、日本やアメリカ、韓国などの代表が出席して、日本近海を含む、太平洋のクロマグロの資源管理を話し合う国際会議、中西部太平洋まぐろ類委員会の小委員会が開かれます。
前回までの会議で、この海域の成長したクロマグロの量を2024年までに現在の倍以上の4万1000トンに増やすことを目標に、漁獲に上限を設けて規制することが合意されています。
これについて日本は、今回の会議でクロマグロの量は回復傾向にあるとして、漁獲量の上限を変えられる方式に見直し、回復傾向が確認されれば、漁獲の上限を引き上げられるようにする一方、回復が進まなければ規制を強化する仕組みを提案する方針です。
日本としては、この海域のクロマグロは、日本の漁業者が多く漁獲していることから、今回の提案で将来的に規制を緩和できるようにしたい狙いがあります。しかし、厳しい資源管理を求めてきたアメリカなどは、目標を達成する前から漁獲の上限を引き上げることに強く反発することが予想され、日本の提案に理解が得られるかは不透明な情勢です。
8月17日 4時13分
減少が懸念される太平洋のクロマグロの資源管理を話し合う国際会議が、今月韓国で開かれ、この中で日本は、クロマグロの量が回復していると確認できた場合は、漁獲量の上限を引き上げられる仕組みを提案する方針です。
今月28日から韓国・プサンで、日本やアメリカ、韓国などの代表が出席して、日本近海を含む、太平洋のクロマグロの資源管理を話し合う国際会議、中西部太平洋まぐろ類委員会の小委員会が開かれます。
前回までの会議で、この海域の成長したクロマグロの量を2024年までに現在の倍以上の4万1000トンに増やすことを目標に、漁獲に上限を設けて規制することが合意されています。
これについて日本は、今回の会議でクロマグロの量は回復傾向にあるとして、漁獲量の上限を変えられる方式に見直し、回復傾向が確認されれば、漁獲の上限を引き上げられるようにする一方、回復が進まなければ規制を強化する仕組みを提案する方針です。
日本としては、この海域のクロマグロは、日本の漁業者が多く漁獲していることから、今回の提案で将来的に規制を緩和できるようにしたい狙いがあります。しかし、厳しい資源管理を求めてきたアメリカなどは、目標を達成する前から漁獲の上限を引き上げることに強く反発することが予想され、日本の提案に理解が得られるかは不透明な情勢です。
8月17日 4時13分