https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171115-00000015-mai-soci
富山市ファミリーパーク(富山市古沢)は14日、先月12日に来園したばかりのシンリンオオカミの雌フミ(2歳)が全身性の感染症で13日に死んだと発表した。同パークでは今月に入り、1日に雌のツキノワグマ(13歳)、3日に雄のニホンカモシカ(18歳)と大型哺乳動物が相次いで死んでおり、飼育員も肩を落としている。
フミは今月9日、食欲が低下。11日の血液とレントゲン検査では異常はなく、消化器疾患の治療を実施。それでも改善せず、13日に動物病院で、麻酔をかけた検査中に死んだ。
解剖の結果、血管の拡張やひ臓の黒色化が確認され、専門機関で今後、感染症の病原体を詳しく調べる。
繁殖のため北海道旭川市の旭山動物園からやって来たばかりで、一般公開前だった。来年のえとの戌(いぬ)にちなむ犬はオオカミの仲間で、公開日の問い合わせも多数寄せられていた他、関連イベントも予定していたところだった。
これで同パークのシンリンオオカミは雄のサスケ(14歳)1頭になった。国内の飼育数は現在約40頭で、同パーク動物課の小峠拓也さんは「貴重なオオカミを借りたのに申し訳ない。原因を究明して二度とこのようなことのないよう改善したい」と残念がっていた。【青山郁子】
http://amd.c.yimg.jp/amd/20171115-00000015-mai-000-5-view.jpg
富山市ファミリーパーク(富山市古沢)は14日、先月12日に来園したばかりのシンリンオオカミの雌フミ(2歳)が全身性の感染症で13日に死んだと発表した。同パークでは今月に入り、1日に雌のツキノワグマ(13歳)、3日に雄のニホンカモシカ(18歳)と大型哺乳動物が相次いで死んでおり、飼育員も肩を落としている。
フミは今月9日、食欲が低下。11日の血液とレントゲン検査では異常はなく、消化器疾患の治療を実施。それでも改善せず、13日に動物病院で、麻酔をかけた検査中に死んだ。
解剖の結果、血管の拡張やひ臓の黒色化が確認され、専門機関で今後、感染症の病原体を詳しく調べる。
繁殖のため北海道旭川市の旭山動物園からやって来たばかりで、一般公開前だった。来年のえとの戌(いぬ)にちなむ犬はオオカミの仲間で、公開日の問い合わせも多数寄せられていた他、関連イベントも予定していたところだった。
これで同パークのシンリンオオカミは雄のサスケ(14歳)1頭になった。国内の飼育数は現在約40頭で、同パーク動物課の小峠拓也さんは「貴重なオオカミを借りたのに申し訳ない。原因を究明して二度とこのようなことのないよう改善したい」と残念がっていた。【青山郁子】
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