1日の東京株式市場で日経平均株価は7営業日ぶりに反発し、前日比387円82銭(1.68%)高の2万3486円11銭で終えた。前日の米株式相場の上昇や円高一服を背景に投資家心理が改善した。幅広い銘柄に買いが入り、東証1部の値上がり銘柄数は1789と今年最多となり、全体の87%を占めた。
2017年4〜12月期の決算を前日に発表した日立や三井住友FGが買われた。市場では「国内企業が開示した業績はこれまでのところ総じて堅調との見方が多く、海外勢を中心に押し目買いが活発だった」(国内証券のトレーダー)との声が聞かれた。前日に続き商いも膨らみ、東証1部の売買代金は概算で3兆5134億円と今年3番目の多さとなった。円高一服を手掛かりとした海外ヘッジファンドによる株価指数先物への買いも相場を押し上げた。
JPX日経インデックス400も7営業日ぶりに反発した。終値は前日比281.23ポイント(1.73%)高の1万6531.91だった。東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反発し、33.73ポイント(1.84%)高の1870.44で終えた。
東証1部の売買高は概算で18億1656万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は238、変わらずは35だった。米事務機大手ゼロックスを買収する富士フイルムが急伸した。トヨタやソニーも上げた。半面、富士通やエプソン、日東電は下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2018/2/1 15:33
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASS0ISS16_R00C18A2000000/?nf=1
2017年4〜12月期の決算を前日に発表した日立や三井住友FGが買われた。市場では「国内企業が開示した業績はこれまでのところ総じて堅調との見方が多く、海外勢を中心に押し目買いが活発だった」(国内証券のトレーダー)との声が聞かれた。前日に続き商いも膨らみ、東証1部の売買代金は概算で3兆5134億円と今年3番目の多さとなった。円高一服を手掛かりとした海外ヘッジファンドによる株価指数先物への買いも相場を押し上げた。
JPX日経インデックス400も7営業日ぶりに反発した。終値は前日比281.23ポイント(1.73%)高の1万6531.91だった。東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反発し、33.73ポイント(1.84%)高の1870.44で終えた。
東証1部の売買高は概算で18億1656万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は238、変わらずは35だった。米事務機大手ゼロックスを買収する富士フイルムが急伸した。トヨタやソニーも上げた。半面、富士通やエプソン、日東電は下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2018/2/1 15:33
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASS0ISS16_R00C18A2000000/?nf=1