https://www.asahicom.jp/articles/images/c_AS20180425002854_comm.jpg
仕事や勉強、スポーツでもうひとがんばりしたい時に手にする栄養ドリンク。ロングセラー品が装いを新たにするなど、市場が活気づいてきました。
■きりとりトレンド 話題の商品を紹介
栄養ドリンクは大きく二つある。医薬品医療機器法(旧薬事法)のもと効果をうたえる「ドリンク剤」と、配合成分は似ているが清涼飲料水の扱いとなる「エナジードリンク」だ。
大阪市中央区の「コクミンドラッグなんばCITY地下店」には、栄養ドリンクがずらりと並ぶ。とくに「最近売れている」(同店)というのが、興和のドリンク剤「キューピーコーワαドリンク」。もともと生薬やビタミンを配合した錠剤で知られる会社だが、栄養ドリンク市場には昨春、本格参入した。
「レッドブル」など海外発のエナジードリンクが相次ぎ、市場が活気づいたためだ。調査会社インテージによると、2017年度の栄養ドリンクの市場規模は、ドリンク剤が1723億円で07年より2割減ったものの、エナジードリンクは814億円で倍増した。
日本勢が次々に栄養ドリンクに力を入れ始めた。ヤクルト本社は「タフマン」の缶入りタイプを3月に売り出した。「スタイリッシュな缶で若者を取り込みたい」(同社広報)という。発売から半世紀を超えた大正製薬の「リポビタンD」は、女性を意識したパッケージにしたり、糖類ゼロを掲げたりして商品群を充実させている。(西尾邦明)
■つらい疲れ、目に感じたら
https://www.asahicom.jp/articles/images/c_AS20180425002860_comm.jpg
興和の「キューピーコーワiドリンク」は、疲れた目に対応した商品を今月売り出した。生薬クコシ(ゴジベリー)をはじめ、ニンニクから抽出した成分やビタミンなどを配合している。飲みやすいようにレモン風味に仕立てた。100ml入りで、実勢価格は150円前後。
■ロングセラーの缶タイプ
https://www.asahicom.jp/articles/images/c_AS20180425002862_comm.jpg
ヤクルト本社の「タフマン リフレッシュ」は、同社が1980年に発売した「タフマン」から初めての缶タイプ。高麗ニンジンやビタミンB6をはじめ、疲れた体にいいとされる生薬のガラナも配合している。カフェインは入っていない。約190ml入りで、希望小売価格は143円。
■パッケージ、女性にPR
https://www.asahicom.jp/articles/images/c_AS20180425002867_comm.jpg
大正製薬の「リポビタンファインプレシャス」は、ピンクを基調としたパッケージで女性にもアピールした商品。タウリンやビタミンB群のほか、ローヤルゼリー、西洋サンザシ、クコシなどの成分を配合。糖類ゼロで低カロリーなのも売りだ。100ml入りで、希望小売価格は250円。
■自販機限定のグレープ味
https://www.asahicom.jp/articles/images/c_AS20180425002875_comm.jpg
サントリー食品インターナショナルが今月売り出した「キックスタート」は、米国で人気のエナジードリンク。20〜40代の男性をターゲットとし、日本独自のグレープ果汁の味わいに仕上げた。全国にある自動販売機だけで買える限定品。350ml入りで、希望小売価格は170円。
◇
主なメーカーの新商品を中心に選びました。価格は税抜き
コクミンドラッグの栄養ドリンクの売れ筋ランキング
@大正製薬 リポビタンD 100ml 146円
A日本薬剤 ライトップ2000 100ml 90円
B興和 キューピーコーワαドリンク 100ml 150円
Cゼリア新薬工業 ヘパリーゼドリンクU 50ml 420円
D日本薬剤 ライトップD3000 100ml 120円
E明治 活蔘28 50ml 800円
Fゼリア新薬工業 ヘパリーゼHiプラス 50ml 500円
G大鵬薬品工業 チオビタドリンク 100ml 146円
H武田薬品工業 アリナミンV 50ml 280円
I大正製薬 リポビタンファイン 100ml 146円
※順位はコクミンドラッグ全店の3月の販売数量ベース。価格は、税抜きの希望小売価格や実勢価格(きりとりトレンド)
2018年5月7日05時09分
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL4L7T8WL4LPLFA00Q.html
仕事や勉強、スポーツでもうひとがんばりしたい時に手にする栄養ドリンク。ロングセラー品が装いを新たにするなど、市場が活気づいてきました。
■きりとりトレンド 話題の商品を紹介
栄養ドリンクは大きく二つある。医薬品医療機器法(旧薬事法)のもと効果をうたえる「ドリンク剤」と、配合成分は似ているが清涼飲料水の扱いとなる「エナジードリンク」だ。
大阪市中央区の「コクミンドラッグなんばCITY地下店」には、栄養ドリンクがずらりと並ぶ。とくに「最近売れている」(同店)というのが、興和のドリンク剤「キューピーコーワαドリンク」。もともと生薬やビタミンを配合した錠剤で知られる会社だが、栄養ドリンク市場には昨春、本格参入した。
「レッドブル」など海外発のエナジードリンクが相次ぎ、市場が活気づいたためだ。調査会社インテージによると、2017年度の栄養ドリンクの市場規模は、ドリンク剤が1723億円で07年より2割減ったものの、エナジードリンクは814億円で倍増した。
日本勢が次々に栄養ドリンクに力を入れ始めた。ヤクルト本社は「タフマン」の缶入りタイプを3月に売り出した。「スタイリッシュな缶で若者を取り込みたい」(同社広報)という。発売から半世紀を超えた大正製薬の「リポビタンD」は、女性を意識したパッケージにしたり、糖類ゼロを掲げたりして商品群を充実させている。(西尾邦明)
■つらい疲れ、目に感じたら
https://www.asahicom.jp/articles/images/c_AS20180425002860_comm.jpg
興和の「キューピーコーワiドリンク」は、疲れた目に対応した商品を今月売り出した。生薬クコシ(ゴジベリー)をはじめ、ニンニクから抽出した成分やビタミンなどを配合している。飲みやすいようにレモン風味に仕立てた。100ml入りで、実勢価格は150円前後。
■ロングセラーの缶タイプ
https://www.asahicom.jp/articles/images/c_AS20180425002862_comm.jpg
ヤクルト本社の「タフマン リフレッシュ」は、同社が1980年に発売した「タフマン」から初めての缶タイプ。高麗ニンジンやビタミンB6をはじめ、疲れた体にいいとされる生薬のガラナも配合している。カフェインは入っていない。約190ml入りで、希望小売価格は143円。
■パッケージ、女性にPR
https://www.asahicom.jp/articles/images/c_AS20180425002867_comm.jpg
大正製薬の「リポビタンファインプレシャス」は、ピンクを基調としたパッケージで女性にもアピールした商品。タウリンやビタミンB群のほか、ローヤルゼリー、西洋サンザシ、クコシなどの成分を配合。糖類ゼロで低カロリーなのも売りだ。100ml入りで、希望小売価格は250円。
■自販機限定のグレープ味
https://www.asahicom.jp/articles/images/c_AS20180425002875_comm.jpg
サントリー食品インターナショナルが今月売り出した「キックスタート」は、米国で人気のエナジードリンク。20〜40代の男性をターゲットとし、日本独自のグレープ果汁の味わいに仕上げた。全国にある自動販売機だけで買える限定品。350ml入りで、希望小売価格は170円。
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主なメーカーの新商品を中心に選びました。価格は税抜き
コクミンドラッグの栄養ドリンクの売れ筋ランキング
@大正製薬 リポビタンD 100ml 146円
A日本薬剤 ライトップ2000 100ml 90円
B興和 キューピーコーワαドリンク 100ml 150円
Cゼリア新薬工業 ヘパリーゼドリンクU 50ml 420円
D日本薬剤 ライトップD3000 100ml 120円
E明治 活蔘28 50ml 800円
Fゼリア新薬工業 ヘパリーゼHiプラス 50ml 500円
G大鵬薬品工業 チオビタドリンク 100ml 146円
H武田薬品工業 アリナミンV 50ml 280円
I大正製薬 リポビタンファイン 100ml 146円
※順位はコクミンドラッグ全店の3月の販売数量ベース。価格は、税抜きの希望小売価格や実勢価格(きりとりトレンド)
2018年5月7日05時09分
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL4L7T8WL4LPLFA00Q.html