女の子に本名伝えず 捜査警戒か
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20191126/1000040752.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
大阪の小学6年生の女の子が誘拐された事件で、逮捕された栃木県の35歳の男が
SNSでの女の子とのやり取りの際、本名や住所を伝えていなかったことが警察への取材で分かりました。
警察は捜査などを警戒し、身元を隠していた疑いがあるとみて調べています。
栃木県小山市の自称派遣社員、伊藤仁士容疑者(35)は、今月17日、
SNSを通じて知り合った大阪・住吉区の小学6年生の12歳の女の子を
自宅まで連れ去ったとして逮捕され、25日、未成年者誘拐や監禁の疑いで送検されました。
警察によりますと、調べに対し容疑を否認しているということです。
2人は、周囲に気づかれないツイッターの「ダイレクトメッセージ」でやり取りをしていましたが、
この際、伊藤容疑者は「せつじろう」と名乗り、本名を伝えていなかったことが警察への取材でわかりました。
住所も教えず、女の子は保護されるまで栃木県にいることを知らなかったということで、
警察は捜査などを警戒し身元を隠していた疑いがあるとみて調べています。
一方、警察の自宅の捜索では、女の子が行方不明になった時に身につけていた
靴やリュックサックが見つからなかったということです。
警察は、逃げ出せないよう伊藤容疑者が処分したとみて、監禁の実態についても捜査しています。
伊藤容疑者は女の子と会う約束をしていた17日の午前中に新幹線を使って大阪に来た一方で、
女の子を連れた帰りは新幹線を使わず在来線を乗り継ぎおよそ13時間もかけて
栃木の自宅に戻っていたことが警察への取材でわかりました。
最後は最寄り駅ではないJR水戸線の無人駅で深夜に列車を降りたということです。
警察は目立ちづらい交通ルートを選ぶなど事前に計画を立てて女の子を連れ去ったとみて調べています。
この事件で女の子は保護された後、警察に対し「拳銃の弾のようなものを見せられて、怖くて逃げられなかった」
などとと話していることがわかっています。
警察は伊藤容疑者の自宅の捜索で、一階のリビングの棚の引き出しから実際に
数個の弾のようなものを押収しましたが、詳しく確認した結果、特徴などから、
おもちゃのような偽物とみられることが分かりました。
警察は脅して逃げられないようにするための道具として使ったとみて、
女の子が閉じ込められていた状況を詳しく調べています。
今回の事件で保護された大阪の小学6年生の女の子とみられる映像です。
保護される直前の今月23日の午後1時20分ごろ栃木県小山市にある、
女の子が駆け込んだ交番近くを通りかかった車のドライブレコーダーに記録されていました。
車を運転していた男性は、「黒い上着にデニムのズボン姿の子どもが歩いているのを見たが
靴を履いていないのでおかしいと思った。何かあったのかなと思ったが、声はかけられなかった」
などと話していました。
11/26 18:01
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20191126/1000040752.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
大阪の小学6年生の女の子が誘拐された事件で、逮捕された栃木県の35歳の男が
SNSでの女の子とのやり取りの際、本名や住所を伝えていなかったことが警察への取材で分かりました。
警察は捜査などを警戒し、身元を隠していた疑いがあるとみて調べています。
栃木県小山市の自称派遣社員、伊藤仁士容疑者(35)は、今月17日、
SNSを通じて知り合った大阪・住吉区の小学6年生の12歳の女の子を
自宅まで連れ去ったとして逮捕され、25日、未成年者誘拐や監禁の疑いで送検されました。
警察によりますと、調べに対し容疑を否認しているということです。
2人は、周囲に気づかれないツイッターの「ダイレクトメッセージ」でやり取りをしていましたが、
この際、伊藤容疑者は「せつじろう」と名乗り、本名を伝えていなかったことが警察への取材でわかりました。
住所も教えず、女の子は保護されるまで栃木県にいることを知らなかったということで、
警察は捜査などを警戒し身元を隠していた疑いがあるとみて調べています。
一方、警察の自宅の捜索では、女の子が行方不明になった時に身につけていた
靴やリュックサックが見つからなかったということです。
警察は、逃げ出せないよう伊藤容疑者が処分したとみて、監禁の実態についても捜査しています。
伊藤容疑者は女の子と会う約束をしていた17日の午前中に新幹線を使って大阪に来た一方で、
女の子を連れた帰りは新幹線を使わず在来線を乗り継ぎおよそ13時間もかけて
栃木の自宅に戻っていたことが警察への取材でわかりました。
最後は最寄り駅ではないJR水戸線の無人駅で深夜に列車を降りたということです。
警察は目立ちづらい交通ルートを選ぶなど事前に計画を立てて女の子を連れ去ったとみて調べています。
この事件で女の子は保護された後、警察に対し「拳銃の弾のようなものを見せられて、怖くて逃げられなかった」
などとと話していることがわかっています。
警察は伊藤容疑者の自宅の捜索で、一階のリビングの棚の引き出しから実際に
数個の弾のようなものを押収しましたが、詳しく確認した結果、特徴などから、
おもちゃのような偽物とみられることが分かりました。
警察は脅して逃げられないようにするための道具として使ったとみて、
女の子が閉じ込められていた状況を詳しく調べています。
今回の事件で保護された大阪の小学6年生の女の子とみられる映像です。
保護される直前の今月23日の午後1時20分ごろ栃木県小山市にある、
女の子が駆け込んだ交番近くを通りかかった車のドライブレコーダーに記録されていました。
車を運転していた男性は、「黒い上着にデニムのズボン姿の子どもが歩いているのを見たが
靴を履いていないのでおかしいと思った。何かあったのかなと思ったが、声はかけられなかった」
などと話していました。
11/26 18:01