00011号 ★2020/03/03(火) 16:57:57.22ID:3L3Ky8ln9
新型コロナウイルスの対策で、国の専門家会議のメンバーがキーワードとして挙げるのが、「ミングる」です。
耳慣れない言葉ですが、英語では「mingle」、「人と入り交じる」という意味の言葉で、感染の拡大を防ぐために「ミングる」をできるかぎり避けることが必要だとしています。
軽症の若い世代が気付かぬうちに感染拡大か
新型コロナウイルス対策の専門家会議は3月2日、感染が確認された人が最も多い北海道などのデータを分析したうえで見解をまとめました。
この中では、感染しても症状の軽い若い世代が、気付かないうちに感染を広げてしまっていると考えられるとして、軽いかぜの症状でも外出を控え、風通しの悪い空間でのイベントにできるだけ行かないよう呼びかけました。
専門家会議のメンバーがキーワードとして挙げるのが、「ミングる」。英語では「mingle」、「人と入り交じる」という意味の言葉で、感染の拡大を防ぐために「ミングる」をできるかぎり避けることが必要だとしています。
具体的に解説します。
「急速に感染拡大しつつあるという認識を」
専門家会議は2月24日、「これから1〜2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となる」という見解を示しました。
その後、特に北海道で、感染した人の数の報告が日に日に増えています。道内で実際に検査で、感染が確認されたのは、3月2日の時点で77人です。
しかし、北海道大学の西浦博教授は、北海道を旅行したあとで他の地域や海外で感染が判明した人の数や、空港を利用した人数のデータなどをもとにシミュレーションで割り出した結果、北海道全域での感染者は2月25日までの段階でおよそ940人に上る可能性があるという試算を出しました。
専門家たちは、急速に感染が拡大しつつあるという認識を共有し、これまでよりも強い対策を求める必要性が出てきたとしています。
全国どこでも感染者急増は起きうる
全国のほかの地域では、3月はじめの時点で、北海道ほどは感染が確認された人は出ていません。
ただ、専門家会議のメンバーは、急速に感染者が増える状況は、北海道以外の場所でも起きうると指摘しています。
そして、全国各地で感染が拡大するおそれがあると考えて、対策を講じる必要があるとしています。
“ミングる” 避ける対策が重要
そこで、専門家会議のメンバーがキーワードとして挙げるのが、「人と入り交じる」=英語で「ミングる」なのです。
新型コロナウイルスは感染してもおよそ80%の人は軽症ですみ、ほとんど症状が出ない人もいるとされ、北海道では、広い範囲で感染が確認されている状況から見て、感染しても症状が軽く、仕事や遊びなどで活動が多い若い世代で、気付かないうちに感染が広がっていたと考えられるとしています。
このため、特に10代から30代の若い世代に、知らず知らずのうちに感染を広げてしまわないよう、しばらくの間は多くの人と入り交じる、「ミングる」状況をできるだけ避けてほしいとしているのです。
専門家は具体的には、ライブハウスやスポーツジム、ビュッフェ形式の会食、クラブ、カラオケボックスなど、「風通しの悪い空間で、人と人とが至近距離で会話する場所やイベント」を挙げています。
2020年3月3日 16時38分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200303/k10012311511000.html
耳慣れない言葉ですが、英語では「mingle」、「人と入り交じる」という意味の言葉で、感染の拡大を防ぐために「ミングる」をできるかぎり避けることが必要だとしています。
軽症の若い世代が気付かぬうちに感染拡大か
新型コロナウイルス対策の専門家会議は3月2日、感染が確認された人が最も多い北海道などのデータを分析したうえで見解をまとめました。
この中では、感染しても症状の軽い若い世代が、気付かないうちに感染を広げてしまっていると考えられるとして、軽いかぜの症状でも外出を控え、風通しの悪い空間でのイベントにできるだけ行かないよう呼びかけました。
専門家会議のメンバーがキーワードとして挙げるのが、「ミングる」。英語では「mingle」、「人と入り交じる」という意味の言葉で、感染の拡大を防ぐために「ミングる」をできるかぎり避けることが必要だとしています。
具体的に解説します。
「急速に感染拡大しつつあるという認識を」
専門家会議は2月24日、「これから1〜2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となる」という見解を示しました。
その後、特に北海道で、感染した人の数の報告が日に日に増えています。道内で実際に検査で、感染が確認されたのは、3月2日の時点で77人です。
しかし、北海道大学の西浦博教授は、北海道を旅行したあとで他の地域や海外で感染が判明した人の数や、空港を利用した人数のデータなどをもとにシミュレーションで割り出した結果、北海道全域での感染者は2月25日までの段階でおよそ940人に上る可能性があるという試算を出しました。
専門家たちは、急速に感染が拡大しつつあるという認識を共有し、これまでよりも強い対策を求める必要性が出てきたとしています。
全国どこでも感染者急増は起きうる
全国のほかの地域では、3月はじめの時点で、北海道ほどは感染が確認された人は出ていません。
ただ、専門家会議のメンバーは、急速に感染者が増える状況は、北海道以外の場所でも起きうると指摘しています。
そして、全国各地で感染が拡大するおそれがあると考えて、対策を講じる必要があるとしています。
“ミングる” 避ける対策が重要
そこで、専門家会議のメンバーがキーワードとして挙げるのが、「人と入り交じる」=英語で「ミングる」なのです。
新型コロナウイルスは感染してもおよそ80%の人は軽症ですみ、ほとんど症状が出ない人もいるとされ、北海道では、広い範囲で感染が確認されている状況から見て、感染しても症状が軽く、仕事や遊びなどで活動が多い若い世代で、気付かないうちに感染が広がっていたと考えられるとしています。
このため、特に10代から30代の若い世代に、知らず知らずのうちに感染を広げてしまわないよう、しばらくの間は多くの人と入り交じる、「ミングる」状況をできるだけ避けてほしいとしているのです。
専門家は具体的には、ライブハウスやスポーツジム、ビュッフェ形式の会食、クラブ、カラオケボックスなど、「風通しの悪い空間で、人と人とが至近距離で会話する場所やイベント」を挙げています。
2020年3月3日 16時38分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200303/k10012311511000.html