0001上級国民 ★2022/02/18(金) 00:13:19.42ID:fKZGSCMY9
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クルティ首相:コソボを認めないムスリムは大きな過ちを犯している
https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_61038/
・「ロシア・ウクライナのエスカレーションはセルビアをより攻撃的にするかもしれないが、我々は恐れていない」
・NATOとアメリカはここに留まり、我々は将来のいかなる紛争にも勝利を収めるだろう
ファイサル・J・アッバス編集長
プリシュティナ:14年前、コソボ共和国は独立を宣言し、当時、世界で最も新しい国となった。独立から15年目を迎えた今、同国は主な同盟国である米国の支援を受け、国連が定めたNATOの駐留に守られながら、いくつかの課題と明確な危険に直面している。
世界最大級の影響力を持つ国々が支援しているにもかかわらず、コソボはいまだに国連に加盟していない。国連加盟国193カ国のうち、100カ国以下にしか認められていないのだ。
同様に、ヨーロッパの中心部に位置し、欧州連合(EU)から多大な支援を受けているにもかかわらず、いまだにEUに加盟していない。コソボ人は、いまだにヨーロッパ大陸をビザなしで旅行することができない。
コソボにおける苦悩の原因の多くは、北の隣国、セルビアとの深く、長期にわたる亀裂にある。両国は旧ユーゴスラビアの一部であり、その崩壊後、1990年代にバルカン半島で起きた血なまぐさい10年間の一部である。
セルビアはコソボを承認せず、NATOの介入によってのみ終結した、1998年から1999年にかけての残虐行為に対する謝罪もしていない。もちろん、このような状況ではEUに加盟することはできない。EU加盟国のうち5カ国がコソボを承認していない。
これまでのコソボの指導者たちは、セルビアとの対話を試みてきた。しかし、2021年3月に就任したアルビン・クルティ現首相は、ベオグラードとの対話は優先事項ではないと繰り返し示唆している。
同氏はプリシュティナのオフィスで、アラブニュースのインタビューに次のように答えている。「我々はセルビアとの対話を軽視しているのではない。しかし、それを最優先事項にすることはできない。私は政権発足時に、雇用・司法・新型コロナウイルス対策の三つが優先事項だと表明している。セルビアとの対話は、4番目となるかもしれない」
「この対話は、コソボとセルビアの関係の状況についての対話であり、私たちは建設的かつ創造的な方法でさまざまな提案をしている。コソボとセルビアはお互いを認めていない。つまり、相互承認こそが解決策となる」
しかし、両国の関係正常化やEU加盟の可能性をさらに複雑にしている要素も存在する。そもそも、過去の暗い影がある。クルティ氏は、当選から数ヶ月後、セルビアの虐殺を国際法廷に訴える計画を復活させること語った。また、コソボ国内の少数派であるセルビア系住民に、セルビアの国民投票に参加するよう求める欧米の一部の訴えを拒否している。セルビアは、これを違憲としている。
また、コソボの政府関係者は、セルビアの政府関係者たちは、ヨーロッパではなくロシアの軌道に乗ることをはるかに望んでいる、と露骨に非難している。
「セルビアはモスクワと文化的、歴史的、軍事的に密接な関係がある」とクルティ氏は言う。ロシアとウクライナの間で戦争が勃発した場合、ベオグラードとモスクワの緊密な関係が、自国にどのような影響を与えるかという質問に、クルティ氏はこう答えた。「セルビアがより攻撃的になる可能性がある。コソボは状況を注意深く見守っているが、我々は恐れていない」
とはいえ、最近のアメリカの外交政策方針に対する批判者の中には、コソボには懸念すべきいくつかの理由があると考える者もいる。近年、多くの同盟国や友人に対し、ワシントンもNATOも、頼れる友人であることを証明していないからだ。
中略
しかし、クルティ氏は、NATOはコソボに留まるために存在しているのであり、さらに、いざとなればコソボ人は自分の身を守ることができるという強い信念を持っている。「コソボには偉大な意志と勇気を持った素晴らしい人々がいると考えている。一方で、私たちの防衛・治安部隊やNATO、特に米国はここに留まると考えている」と同氏は語った。「そして、将来発生するかもしれない、しかし私たちが望んでいない、いかなる種類の危機においても、私たちは勝利すると確信している」
実際に、クルティ氏は自国に対するNATOのコミットメントを信頼しており、コソボがEU加盟を果たすよりもずっと早く、NATOに正式加盟する可能性が高いと考えている。…
記事全文はソース参照
クルティ首相:コソボを認めないムスリムは大きな過ちを犯している
https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_61038/
・「ロシア・ウクライナのエスカレーションはセルビアをより攻撃的にするかもしれないが、我々は恐れていない」
・NATOとアメリカはここに留まり、我々は将来のいかなる紛争にも勝利を収めるだろう
ファイサル・J・アッバス編集長
プリシュティナ:14年前、コソボ共和国は独立を宣言し、当時、世界で最も新しい国となった。独立から15年目を迎えた今、同国は主な同盟国である米国の支援を受け、国連が定めたNATOの駐留に守られながら、いくつかの課題と明確な危険に直面している。
世界最大級の影響力を持つ国々が支援しているにもかかわらず、コソボはいまだに国連に加盟していない。国連加盟国193カ国のうち、100カ国以下にしか認められていないのだ。
同様に、ヨーロッパの中心部に位置し、欧州連合(EU)から多大な支援を受けているにもかかわらず、いまだにEUに加盟していない。コソボ人は、いまだにヨーロッパ大陸をビザなしで旅行することができない。
コソボにおける苦悩の原因の多くは、北の隣国、セルビアとの深く、長期にわたる亀裂にある。両国は旧ユーゴスラビアの一部であり、その崩壊後、1990年代にバルカン半島で起きた血なまぐさい10年間の一部である。
セルビアはコソボを承認せず、NATOの介入によってのみ終結した、1998年から1999年にかけての残虐行為に対する謝罪もしていない。もちろん、このような状況ではEUに加盟することはできない。EU加盟国のうち5カ国がコソボを承認していない。
これまでのコソボの指導者たちは、セルビアとの対話を試みてきた。しかし、2021年3月に就任したアルビン・クルティ現首相は、ベオグラードとの対話は優先事項ではないと繰り返し示唆している。
同氏はプリシュティナのオフィスで、アラブニュースのインタビューに次のように答えている。「我々はセルビアとの対話を軽視しているのではない。しかし、それを最優先事項にすることはできない。私は政権発足時に、雇用・司法・新型コロナウイルス対策の三つが優先事項だと表明している。セルビアとの対話は、4番目となるかもしれない」
「この対話は、コソボとセルビアの関係の状況についての対話であり、私たちは建設的かつ創造的な方法でさまざまな提案をしている。コソボとセルビアはお互いを認めていない。つまり、相互承認こそが解決策となる」
しかし、両国の関係正常化やEU加盟の可能性をさらに複雑にしている要素も存在する。そもそも、過去の暗い影がある。クルティ氏は、当選から数ヶ月後、セルビアの虐殺を国際法廷に訴える計画を復活させること語った。また、コソボ国内の少数派であるセルビア系住民に、セルビアの国民投票に参加するよう求める欧米の一部の訴えを拒否している。セルビアは、これを違憲としている。
また、コソボの政府関係者は、セルビアの政府関係者たちは、ヨーロッパではなくロシアの軌道に乗ることをはるかに望んでいる、と露骨に非難している。
「セルビアはモスクワと文化的、歴史的、軍事的に密接な関係がある」とクルティ氏は言う。ロシアとウクライナの間で戦争が勃発した場合、ベオグラードとモスクワの緊密な関係が、自国にどのような影響を与えるかという質問に、クルティ氏はこう答えた。「セルビアがより攻撃的になる可能性がある。コソボは状況を注意深く見守っているが、我々は恐れていない」
とはいえ、最近のアメリカの外交政策方針に対する批判者の中には、コソボには懸念すべきいくつかの理由があると考える者もいる。近年、多くの同盟国や友人に対し、ワシントンもNATOも、頼れる友人であることを証明していないからだ。
中略
しかし、クルティ氏は、NATOはコソボに留まるために存在しているのであり、さらに、いざとなればコソボ人は自分の身を守ることができるという強い信念を持っている。「コソボには偉大な意志と勇気を持った素晴らしい人々がいると考えている。一方で、私たちの防衛・治安部隊やNATO、特に米国はここに留まると考えている」と同氏は語った。「そして、将来発生するかもしれない、しかし私たちが望んでいない、いかなる種類の危機においても、私たちは勝利すると確信している」
実際に、クルティ氏は自国に対するNATOのコミットメントを信頼しており、コソボがEU加盟を果たすよりもずっと早く、NATOに正式加盟する可能性が高いと考えている。…
記事全文はソース参照