ＡＫＢ４８チーム８ 世界遺産「沖縄・中城城跡」公演でエイサー披露
世界遺産の沖縄・中城城跡で２周年記念公演を開催したチーム８ （Ｃ）ＡＫＳ
人気アイドルグループ「ＡＫＢ４８」チーム８の公演「全国ツアー―４７の素敵な街へ―チーム８結成２周年記念特別公演ｉｎ沖縄 めんそーれ！春のエイト祭り」が３日、世界遺産の沖縄・中城城跡で開催された。
都道府県代表が集うチーム８は、トヨタ自動車が活動を全面的にサポート。“会いに行く”をコンセプトに活動し、全国ツアーは２０１４年１２月に石川県からスタートし、今回で２１か所目となった。
２４００人のファンを前に「４７の素敵な街へ」「恋する充電プリウス」など全３４曲を披露。オープニングで、沖縄代表の宮里莉羅（１４）らメンバーはパーランクー（エイサーで使う太鼓）を持って登場し、伝統舞踊エイサーを披露。宮里は「はいたい ぐすーよー ちゅーうがなびら（やあやあ、みなさん こんにちは）。ぜーじ（とても）盛り上がっていきましょう！」と沖縄方言で呼びかけた。
この日、チーム８は結成３年目に突入し、鳥取代表の中野郁海（１５）は「３年目を迎えることができました。ありがとうございます！ チーム８全員で頑張りたいと思います」と力を込めた。
グループの世界遺産での公演は、奈良・薬師寺で２０１０年に９月にＡＫＢ４８が行って以来２回目。キャプテンで京都代表の太田奈緒（２１）は「後ろの美しい城跡を見てください。初めて見に来られた方はチーム８のおかげですよ」と笑顔を見せた。
前日（２日）に同所で行われたコンサートで、愛知代表の藤村菜月（１８）、三重代表の山本亜依（２０）、長崎代表の岩崎萌花（１５）が卒業を発表した。
この日のステージでアイドル活動を終えた藤村は、ヘアメークの仕事を目指すという。「本当に２年間、ありがとうございました。チーム８に入って、毎日が本当に幸せでキラキラした生活でした。イベント、全国ツアー、握手会、劇場公演の一つひとつが宝物です。夢をかなえるので、忘れないでください。チーム８の応援もよろしくお願い致します」と目に涙を浮かべて感謝した。
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