0001ばーど ★
2017/10/17(火) 09:45:22.38ID:CAP_USER9イラク軍が北部クルド自治政府の独立阻止に向け、北部の産油地帯キルクークに進軍した。前週末にはトランプ米大統領がイランに対して2015年に欧米諸国と同意した核合意を守っていないと指摘し、再び経済制裁を科す姿勢を示した。中東の地政学リスクが高まり、中東産原油の供給に支障を来しかねないと警戒された。
ただ、買いの勢いは続かなかった。外国為替市場でドルが主要通貨に対して上昇した場面で、ドル建てで取引される原油の割高感を意識した売りが出た。前週以降に相場が急上昇した反動で、利益確定を目的とした売りも出やすかった。
ガソリンは反落。ヒーティングオイルは続伸した。
金先物相場は3営業日ぶりに反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である12月物は前週末比1.6ドル安の1トロイオンス1303.0ドルで終えた。原油や銅の上昇につれて朝方は買い優勢で推移したが、通常取引の終了間際に利益確定の売りが強まった。
中国の銅需要の増加を受け、COMEXで取引される銅先物の中心限月12月物が一時、1ポンド3.25ドル台後半と中心限月として14年7月下旬以来の高値をつけた。金属先物は全体に先高観が強まり、金先物は一時1308.4ドルと中心限月として9月26日以来の水準に上昇した。
買い一巡後は利益確定売りに押された。市場では「米株式相場の上昇が続くとの観測が根強く、リスク回避目的で買われる金には売りが出やすい。目先は1300ドルを下回りそう」(ラサール・フューチャーズ・グループのチャーリー・ネドス氏)との声があった。
銀、プラチナも3営業日ぶりに反落した。
配信2017/10/17 5:11
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASQ2INYPC_X11C17A0000000/