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11月14日 22時43分

ことしも残すところあと2か月となり、青森県弘前市では、新年の縁起物として親しまれている「干支ねぷた」の制作が盛んに行われています。

青森県弘前市の観光施設「津軽藩ねぷた村」では、紙で作った球状の骨組みに和紙を貼ってつくる「干支ねぷた」の制作が盛んに行われています。ことしは来年のえと「いぬ」をかたどった、直径6センチから16センチまでの3種類のねぷたの制作が進められています。

14日は、職人2人が絵の具を使って和紙に色を塗ったり、接着剤で鼻や耳の部分を丁寧に取り付けたりしていました。ほおと耳の部分には、桜の花の形をした日の丸があしらわれていて、来年行われるピョンチャンオリンピックやサッカーワールドカップロシア大会での日本人選手の活躍の期待が込められています。

職人の1人、檜山和大さんは「多くの人に幸せを与えられるよう、気持ちを込めて制作したい」と話していました。

「干支ねぷた」は、来年1月にかけておよそ3500個が制作され、「津軽藩ねぷた村」のほか、県内各地の観光施設などでも販売されるということです。