11月18日 21時10分
民進党は、党の分裂を受けて地方組織の責任者らを集めた会合を開き、再来年の統一地方選挙や参議院選挙などに向けて地方組織の態勢を立て直すため、衆議院選挙の小選挙区ごとに設けている総支部を存続させる方針を確認しました。
民進党は、先の衆議院選挙で分裂したことを受けて地方組織の立て直しに向けた議論を進めていて、18日、党本部で地方組織の責任者らを集めた会合を開きました。
この中で大塚代表は「次の総選挙で政権選択を可能にする取り組みのカウントダウンは始まっている。立憲民主党や希望の党の友党が自立して歩み始めたばかりの中で、信頼関係を構築しながら、その道筋を模索していきたい」と述べました。
これに対し、出席者からは「立憲民主党や希望の党と連携するためには、都道府県連が地域の実情に合わせて対応する必要がある」とか、「先の衆議院選挙で落選した民進党出身の候補者との連携も模索するべきだ」といった意見が出されました。
そして、会合では、再来年の統一地方選挙や参議院選挙などに向けて党の地方組織の態勢を立て直すため、衆議院選挙の小選挙区ごとに設けている総支部を存続させ、立候補予定者に限らず総支部長に就けるようにする方針を確認しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171118/K10011228201_1711182114_1711182140_01_02.jpg