0001紅あずま ★
2017/11/28(火) 00:30:40.28ID:CAP_USER9岩手日報:2017/11/27 15:30
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi
本県の被災地に「見える」喜びが広がっている。
金沢医科大(石川県内灘町)の眼科学講座主任教授の佐々木洋さん(55)=宮城県塩釜市出身=は東日本大震災後の2012年6月から毎月、釜石市大渡町の釜石のぞみ病院(葛西款(まこと)院長)で白内障の手術を行っている。
治療環境が整わず、他地域での手術を余儀なくされていた患者に光を与え続け、これまでの5年半で手掛けた手術は計2377件。佐々木さんは「待っている人がいる限り続けたい」と意欲を燃やす。
市内では以前から白内障手術を行う病院が少なく、07年に開院したのぞみ病院も診察のみだった。
さらに震災で医療機関が被災し、現在同病院以外で手術に対応するのは同市小佐野町のせいてつ記念病院だけ。
盛岡市など他地域に頼らざるを得ない状況から、手術を諦める患者もいたという。
同大は医師の派遣などを通じ、のぞみ病院を開院当初から支援してきた。
佐々木さんは身近で治療が受けられない被災地での手術の必要性を感じ、12年6月から同病院で月1回の手術日を設定。
土曜日夜に釜石入りし日曜日に40件ほど手術する生活を続けてきた。
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2017/m11/d27/byoinbusokumatteru171127.JPG
【写真=5年半で計2377件の白内障手術を施してきた佐々木洋主任教授(中央)=26日、釜石市大渡町・釜石のぞみ病院】
(2017/11/27)