1月18日 5時00分
18日未明、福井県坂井市で住宅1棟が全焼する火事があり、焼け跡から2人が遺体で見つかりました。火事のあと、この住宅に住む90代と60代の女性2人と連絡がとれなくなっているということで、警察は、亡くなったのはこの2人と見て身元の確認を急いでいます。
18日午前1時すぎ、福井県坂井市春江町の住宅から火が出ていると近所の人から消防に通報がありました。消防車12台が出て消火に当たり、火はおよそ1時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅1棟、およそ117平方メートルが全焼し、焼け跡から2人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、この住宅には90代と60代の女性2人が住み火事のあと連絡がとれなくなっているということです。警察は亡くなったのはこの2人と見て身元の確認を急ぐとともに、火事の原因を詳しく調べることにしています。
現場はJR北陸線の春江駅から西におよそ2キロ離れた住宅街です。
当時の状況について近所に住む60代の男性は「パチパチという音がして外に出てみたら、住宅の1階から火が出ているのが見えた。そのあと火の勢いが強くなり火の粉が高く上がった」と話していました。