徳島市の遠藤市長は13日の記者会見で、阿波おどりの運営について「累積赤字の解消を呼びかけてこなかった市の責任は重い」と述べ、今後、事業を主催する徳島新聞社から話を聞くなどして市が中心となって改善を進める考えを示しました。

徳島市観光協会などの主催で毎年夏に開かれる徳島市の阿波おどりは、昨年度までの累積赤字が4億円余りにのぼっています。
これについて、徳島市が委託した調査団は、不適正とみられる会計処理が確認されたなどとして「観光協会が阿波おどりの事業を継続するのは極めて困難だ」という報告書を提出し、市は損失が出た場合に市が協会に代わって金融機関に補償する「損失補償」の契約を、新年度は結ばないことを観光協会に通知しています。

これについて徳島市の遠藤市長は、13日開かれた定例の記者会見で「観光協会は阿波おどりの運営の健全化を目指す話し合いにも出席しておらず、市と協力して事業の見直しを進める意思が見受けられないと判断した」と述べました。
その上で遠藤市長は「累積赤字の解消に向けた議論をこれまで呼びかけてこなかった徳島市の責任は重い」と述べ、観光協会とともに事業を主催する徳島新聞社からも赤字が積み重なったいきさつについて話を聞くなどして、市が中心となって運営の改善に向けた取り組みを進める考えを示しました。

02月13日 15時38分
徳島 NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20180213/8020001247.html

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