0001みつを ★
2018/03/22(木) 06:36:52.94ID:CAP_USER93月22日 5時58分
フランス政府は、セクハラや性犯罪を防ぐため、被害を届け出る権利の時効を延長することや、ネット上の嫌がらせに対する規制強化を盛り込んだ新たな法案を公表し、セクハラに対する抗議の動きが広がる中、対策が効果を上げるのか注目を集めています。
フランス政府は21日に開いた閣議で、女性や子どもに対するセクハラや性犯罪を防ぐための新たな対策を盛り込んだ法案を公表しました。
法案には、18歳未満の子どもに対する性犯罪について、被害を届け出る権利の時効を現在の20年から30年に延長するほか、15歳未満の子どもに対する性犯罪の刑罰を最長で禁錮20年に引き上げることなどが盛り込まれています。
また、セクハラの対象をネット上の嫌がらせにも拡大するほか、路上や交通機関など公共の場でセクハラが行われた場合、最高で日本円にして10万円近い罰金を科すなど、規制を大幅に強化するとしています。
この法案についてシアパ男女平等担当相は閣議後の記者会見で、「セクハラや性暴力を決して許さない姿勢を明確にした」と述べて、近く議会に提出し、ことし5月中の可決を目指す考えを示しました。
セクハラ行為に抗議し、SNS上で「#MeToo」というハッシュタグを使って被害を公表する動きが欧米を中心に広がる中、今回の対策がセクハラや性犯罪の防止に効果を上げるのか、注目を集めています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180322/K10011374161_1803220612_1803220622_01_02.jpg