05月18日 12時10分
18日朝早く、多度津町で住宅1棟が全焼し、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。火事のあと、この住宅に住む68歳の男性と連絡が取れなくなっていて、警察は、亡くなったのはこの男性ではないかとみて身元の確認を急いでいます。
18日午前6時ごろ、多度津町青木の中西忠徳さん(68)の住宅から火が出ていると、近所の人、数人から消防に通報がありました。
消防車6台が出て消火にあたり、火はおよそ1時間後に消し止められましたが、木造平屋建ての住宅、90平方メートルが全焼し、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、この家には中西さんと67歳の妻が2人で暮らしていて、火事のあと、中西さんと連絡が取れなくなっているということです。
警察は、亡くなったのは中西さんとみて身元の確認を急ぐとともに火事の詳しい原因を調べています。
現場は、多度津中学校から300メートル余り南に離れた田んぼや住宅が混在している地域です。
火事があった住宅の隣に住む63歳の女性は「朝6時前くらいにポンポンと大きな音がして、外に出てみたら隣の家の正面玄関あたりから黒煙と火の手が上がっていたのが見えた」と話していました。