https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180522/k10011447831000.html

18年前、東京・世田谷区で会社員の一家4人が殺害された事件で、警視庁は現場に残された
犯人の遺留品から新たな犯人像を公表しました。事件当時の年齢が15歳から20代くらいで
やせ形の男として、警視庁は情報の提供を呼びかけています。

平成12年の大みそかに東京・世田谷区の住宅で会社員の宮沢みきおさん(当時44)、
妻の泰子さん(当時41)、長女で小学2年生だったにいなちゃん(当時8)、長男の礼くん(当時6)の
4人が殺害されているのが見つかった事件は現在も未解決のままです。

警視庁は、現場に残された犯人の遺留品のうちヒップバッグとマフラーから推測される新たな犯人像を公表しました。

それによりますと、犯人は事件当時、年齢が15歳から20代くらいでやせ形の男としています。

ヒップバッグは、中に学生が多く使用する蛍光ペンなどの文房具のインクと見られる塗料が付いていて、
使い込んだような痕があるうえ、平成7年から平成11年の間に販売されていたもので、犯人がこの時期に
学生生活を送っていた人物ではないかと見て年齢を絞ったということです。

またヒップバッグのベルトやマフラーの長さからやせ形と見ているということです。

警視庁はこうした情報をホームページに公開し、特に同年代の昭和46年から昭和60年生まれの人などには
当時の卒業アルバムをもう一度見てもらうなどして、心当たりがある場合には情報の提供をするよう呼びかけています。

警視庁捜査1課の井出学管理官は「同じようなバッグやマフラーを身に着けている人がいないか、事件発生までの
数年間に撮影した写真や卒業アルバムなどを見てもらい、広く情報提供をお願いしたい」と話していました。


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1が建った時刻:2018/05/22(火) 12:32:26.59