【広島】土石流でもけが人ゼロの団地 結実した訓練と担当者制度
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普段から持ち歩くハザードマップを見る大野さん=14日午後、広島県東広島市、半田尚子撮影
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日中の作業を終え、避難所で議事録をつくる川野さん=14日午後、広島県東広島市、半田尚子撮影
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西日本を襲った豪雨が引き起こした土石流は、各地の山あいの集落になだれ込んだ。広島県東広島市黒瀬町の洋国(ようこく)団地では、一戸建て49戸のうち約10戸が大破し、ほかの約10戸にも土砂が流れ込んだ。しかし、犠牲者やけが人はゼロ。「日頃の自主防災活動が実を結んだ」と感じる住民もいる。
6日朝、洋国団地は激しい雨音に包まれていた。
「空襲みたいな雨の音じゃ」。団地に暮らす女性(90)は昔を思い出し、怖くなった。女性も夫(83)も足が不自由だ。土砂降りの雨の中、自分たちだけで避難するのは難しい。
戸建てが並ぶ洋国団地では、災害時に自力で避難するのが難しい住民について避難を助ける「担当者」をあらかじめ決めていた。
「雨が怖いけえ、避難所に連れて行ってください」
女性は「担当者」の大野昭慶(あきよし)さん(75)に電話した。午前8時ごろ、迎えに来てくれた大野さんの車で約4キロ離れた市の保健福祉センターに移動した。
団地を土石流が襲ったのはその翌朝だ。7日午前5時半ごろ、川の上流から地鳴りとともに土砂と濁流が団地に押し寄せた。
森山博樹さん(56)の自宅1階は直径数メートルの岩や土砂でえぐられ、泥に覆われた。増田直美さん(42)の自宅前には濁流とともに乗用車7台が流れ着いた。
このとき、団地の住民約95人のうち、足の不自由な高齢者ら約3分の1はすでに避難を終えていた。自宅に残っていた森山さんや増田さんも2階に逃げた。この団地では、死者もけが人も1人も出なかった。
市のハザードマップによると、洋国団地は全域が「土石流被害想定箇所」とされている。団地では3年前から年2回、土砂災害を想定した避難訓練を続けてきた。毎回、住民の約4分の1が参加し、近くの老人集会所に実際に避難した。
団地の自治会に訓練を提案したのは大野さんだ。2011年の東日本大震災をきっかけに、「災害はどこでも起こりうる。何かがあってからでは遅い」と考えた。市の担当者を呼んで防災講座を開いた。団地の家に危険が迫ったとき、少しでも遠くに逃げられるように、空き地の草を刈り、土地をならし、手作りの避難道をこしらえた。ハザードマップを常に持ち歩く。
民生委員の経験もあり、歩くのが難しい高齢者や障害のある住民が団地にいることも把握していた。避難を助ける「担当者制度」を考案し、民生委員ら5人を「担当者」に決めた。実際に介助ベルトを使って背負って運ぶ訓練もした。
大野さんとともに防災活動に取り組む山本俊徳(としのり)さん(71)は、自治会の掃除などで顔を合わせる住民たちに、「自分の命は自分で守る。何かあったら早(はよ)う逃げんさいよ」と繰り返し訴えてきた。
家々を襲った被害の大きさと、それでも守られた住民たちの命。
「英会話と同じで、繰り返していたらいつか覚えてくれると信じていた。今回は偶然も大きいと思いますが、死者ゼロは奇跡です」と山本さんは言う。(半田尚子)
自主的に立ち上げた「災害対策本部」
土石流が団地に押し寄せた7日、住民は「洋国団地災害対策本部」を自主的に立ち上げた。以降、団地に住む現役の海上自衛官、川野憲一さん(48)が会議の議事録を作り続けている。1995年の阪神大震災など被災地に派遣された経験から「正確な情報を記録することが大事」と考えている。
《10日 1420 市長ほか数名 現場視察》
《11日PM 現在小谷川復旧作業の侵入口および全体の水流/作業検討中》
その日の出来事とともに会議の参加者や議論の経過を記し、課題を整理する。
「住人での復旧作業は危険がともない、二次被害が生起する恐れがある。専門家による現場検証後の委任作業に任せる」
「今、目の前で起きていることの検証がいつか必要になる。詳細な記録は後世への教訓にもなる」と川野さんは言う。(半田尚子)
朝日新聞 2018年7月19日17時12分
https://www.asahi.com/articles/ASL7K44TZL7KPTIL00H.html 昭和40年代の郊外の宅地開発が老老介護になってるんよね。
これを機に中心部に引っ越したほうが病院も近くていいのに。 そうか 一方 愛媛では
◇国内政治関連記事 /経済&政治のページ
http://keizai1money2.web.fc2.com/jpol0.html
◇そうか人災だ! 津波のようなダム放水
公明石井国交大臣にも叱責集まる
◇公明党 安倍切りに動くか
ポスト安倍は石破か岸田で!?
◇そうか】創価学会内の
ドロドロの権力闘争【がっかり 日本は自然災害が多いのだから、国民の防災意識を高めることは大切
こういう成功例もしっかり報道するべきだと思う そもそも避難所が4kmも離れていたら
道路が冠水し始めてからじゃ避難できないよね。
ここは避難訓練でそれがわかってたから
行動が早かったんだね。 お役所より地域単位で避難計画たててたほうがいいのかもな (/・ω・)/
災害に勝つ為 欲しがりません 勝手な権利 こういう意識高い系はもっと真似しないと。ただ、担当者70代、お連れする人90代の老々介護な現実はキツイな。これからの事考えると恐ろしい。 >土石流でもけが人ゼロ
全員死亡というオチだと思った 安倍=ゴミの王 麻生=ロスチャイルド家の猿
安倍は関わるもの全てをゴミ化してしまう。
安倍の周りも安倍の支持者もゴミ人間だらけ
安倍のニックネームは「ゴミの王」に決まりました。
麻生はフランスロスチャイルド家と血縁関係になっていて
日本の水道をフランスロスチャイルド企業に売り渡し水道料金を5倍にして日本人から搾取させようとしてる極悪売国奴。
麻生のニックーネームは「ロスチャイルド家の猿」に決まりました。 >>15
確かにね。「この地域でも被害ガー」ばっかりで、奏功事例が紹介されることが少ないのが残念。
まぁマスゴミに期待できないので、無事だった人がつぶやいてくれると良いかも。 こんな団地が全国どこにでもあるんだよ まだ分からないの?
つまり異常な集中豪雨がどこで発生するかで災害の地域が決まるんだよ
それだけ数百年に1度なんだよ
関東大震災も数百年に1度発生する それと同じだよ 暇な人が多い団地だから、ここまでする余裕があるんだろう
夫婦とも仕事が忙しい家庭ばかりだと
みなさん日々の生活で精一杯だわ あのさ、うちの自治体に職員の安否確認システムってのがあって、大規模災害時にメールとかで職員の安否確認するシステムなんだけど、
システムの確認と訓練があるんだか、ちょうどこの大雨災害頃に訓練の予定通知されてたんだが…。
結局、大雨が終わった後に訓練中止の通知がまわったんだよ。
いや、訓練云々じゃなくこの大雨災害の時に実際使えよ、何の為のシステムなんだよ。
必要な時に使わないって今まで何の訓練してきたんだよ。
まあ、つまり訓練してても利用者が馬鹿なら意味が無いってことだね。 海外で洪水多いところじゃ、ダムの水量を時間おきに読み上げて、区長市長がヤバイと判断したら避難するようアナウンスがある
日本はその話し合いすらできないチンパンジー
まじゴミ 避難手伝う担当者とか妙な責任押し付けられるのは真っ平御免。
避難準備の段階なら動けない年寄りでもタクシーか場合によっては介護タクシー呼んで自分でひなんできるだろ。 実際、黒板がないと、説明聞いてもさっぱり頭に入らんな。 広島のどこかの地区でまだ土砂崩れの恐れがあるから避難指示が出てる所があるんだけど、3割くらいしか避難してないらしい。
逃げれば助かるのに、、何かあっても自業自得だよね。 ダムの緊急放水にあーだこーだ文句付けてた住民に見習わせたいぐらい素晴らしいね
ああいう文句つける奴らは避難訓練どころか、自分が住んでる場所のハザードマップすらロクに見てないんだろうし いまどき大堤防とか本末転倒にもほどがある。
風光明媚な自然環境こそ唯一無二の価値がある
浸水のない所に集住して、そこから沿岸部へ通勤すればいい。
活動時間の浸水なら即座に避難できる。
浸水のある低地は大規模農地にするのが最適解。
いざ浸水があっても共済で補償される。 ゆうべ、頼れるのはあんただけジャーって言われるって
テレビでしてた人かな?
高齢なのにって思った。
責任感で動く、すごい >>69
確かに
やたら広島の地形が言われてるが、航空写真で日本全体を見てみたら関東以外どこもかしこも山ばっかじゃねえか
この種の災害は日本の何処に起きてもおかしくないって話だよな
何処に住めってんだ >>1 ほんとは戦争賛成、隣組による相互監視賛成という朝日新聞の本性が現れた記事。 >>44 & >>62
こういうのは「意識が高い」だ。
「意識が高い系」なら、理想論を言い合ってて、全滅ってところだな。
それも、避難するしないの議論の最中に。 恐ろしいなぁ
自分の身も危ないのに助ける相手を決められてるとか
これだから田舎には住みたくないわ >>96
うん
現実には広島などでも大規模宅地開発の土地を増やして、そこへハザードマップ地域の住民を移住奨励するべきだとは思ってる
大規模開発地は被害を受けていないはず
問題は、自治体・住民とも予算の面か ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています