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2018/07/22(日) 03:56:15.84ID:CAP_USER9エアバスの「空飛ぶクジラ」ベルーガXL、初の飛行実験に成功
2018.07.20 Fri posted at 15:59 JST
(CNN) 航空大手エアバスは19日、クジラの姿をした新型の超大型輸送機「ベルーガXL」(エアバスA330−700L)が、フランスで行った初の飛行実験に成功したと発表した。
同機は4時間11分の飛行を終え、現地時間の19日午後2時41分、トゥールーズ・ブラニャック空港に着陸した。
今後は10カ月かけて約600時間の飛行実験を行い、2019年に就航させる見通し。
ベルーガの機体は、クジラの頭の形をした機首部分に、青い目と笑った口をあしらったデザインが目を引く。
笑顔のクジラのデザインは、エアバスが従業員2万人を対象に実施したアンケートで選ばれた。6つの選択肢の中で、このデザインは40%の支持を集め、突出して人気が高かった。
前身のA330−200型機は、シロイルカに似ていたことから、英語でシロイルカを意味する「ベルーガ(Beluga)」の愛称で呼ばれるよういなった。
エアバスの航空機の部品はすべて、同機を使って欧州全土の工場から、トゥールーズとドイツ・ハンブルクおよび中国・天津にある最終組み立て工場に運ばれている。
初代のベルーガは、A340型機の翼やA350型機の胴体部分を輸送できる。しかしスーパージャンボ機A380の部品は大きすぎて輸送できなかった。
これに対してXLは、ベルーガに比べて全長が6メートル長く、幅は1メートル広くなり、容量は30%大きい。
持ち上げられる重量も現行機に比べて6トン増大。A350の翼はこれまでのベルーガでは1度に1つしか輸送できなかったが、XLは両翼を格納できる。
クジラを思わせる外観の超大型輸送機「ベルーガXL」が初の飛行実験を行った/JV. Reymondon/Airbus
https://www.cnn.co.jp/storage/2018/07/20/3da44abac0dfc01e774792ae6ea2641c/t/768/432/d/beluga-plane-flight-super-169.jpg
航空機部品の輸送の担い手として2019年に就航予定/F. Montet/Airbus
https://www.cnn.co.jp/storage/2018/07/20/bada3ae4e9993aa67c5b40c8e9f4b2d1/t/768/432/d/beluga-plane-double-super-169.jpg