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ルーズベルトに言わせれば先の大戦は宗教戦争でもあった
民主主義の根本原理である自由と正義そして神を否定したナチス・ドイツ、大日本帝国は徹底的に破壊しつくされ解体された
皇室も命乞いをする状況に追い詰められ、余裕の二正面作戦で大日本帝国は滅ぼされた
反米、反キリスト教が増長した末路は哀れを越して悲惨というしかない

F.D. Roosevelt
"Those forces hate democracy and Christianity as two phases of the same
civilization. They oppose democracy because it is Christian. They oppose
Christianity because it preaches democracy. Their objective is to prevent
democracy from becoming strong."

これらの勢力(ナチスと共産主義)は文明の2つの段階である民主主義とキリスト教を憎む

F.D. Roosevelt
"Those forces hate Democracy and Christianity as two phases of the same civilization."

F.D. Roosevelt
"I am certain that the rank and file of patriotic Republicans do not realize the
nature of this threat. They should remember, and we must remember, what
the collaborative understanding between Communism and Nazism has done
to the processes of democracy abroad"

ナチスは神の否定をする共産主義者たちと同じように無慈悲である

F.D. Roosevelt
"The Nazis are as ruthless as the Communists in the denial of God."

ルーズベルトは誤解されがちではあるが、キリスト教徒であり自由主義者でもある
ユダヤ人であるモーゲンソウを財務長官にしたが前任者の病気で緊急措置に過ぎず、1913年からの友人であり不自然さはない

モーゲンソウの部下(中級役人で大統領からは遠い)だったハリー・デクスター・ホワイト(Harry Dexter White)は死までの過程からソ連のスパイであった
ことは濃厚ではあるが、モウゲンソウはHDホワイトの異常なまでのナチスドイツ滅亡の意志を利用したと考えるべきだ

陸軍統制派や昭和研究会(近衛文麿)にもソ連・中共のスパイが少なからずいたが、それをもって任命者が共産主義者と言うようなものだ
ならば政権中枢に木戸幸一を任命した当時の上層部もコミンテルンの傀儡という理屈になってしまう
共産主義者・ファシストに侵食はされてはいたが、全部がそうとは言えないということだ

http://www.jas21.com/athenaeum/athenaeum77.htm

当時ドイツが多くのアメリカ人にとっての郷里であったイギリスを滅亡の寸前に
追い込んでいた事態を考えれば、ドイツとソ連の同盟を破壊させること、ソ連がドイツを
攻撃し、アメリカがドイツと戦争することが必要だった(それだけドイツ・ソ連の同盟、日本・ドイツの同盟によって焦りを覚えていた)

結果として日本はアメリカがドイツとの戦争をする手段の一つにはなったが、当時の日本政府が
自滅に動いたのが大きい(満蒙生命線論による傀儡政権化、民主的な独立国家である南京国民政府への干渉と長期戦争継続、
共産ソ連との和平とドイツとの同盟、インドシナ攻略、陸軍統制派の社会主義化・反米ファシスト化)