>>67 (続き)

加えてさらに不正機会の発生や、行政コスト・法順守コストの高さを挙げている
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また元財務官僚で経済学者の小黒一正さんは、
軽減税率を取り入れるほど、
@ 税制の仕組みが複雑化する

A 徴税コストがかかる

B 徴税効率や税収効率が低下する

C そのため、税収がへってしまう。

と解説し主張している。

「そのため、特に日本のように今後高い税率まで上がることが予想される国では、

例えば、20%まで税率を上げれば済むところを、
軽減税率を採用するほど、20%よりも税率を上げる必要が出て来る。

*以上のことから、軽減税率はなるべく取り入れず

(消費税が高いと病院などの経営を悪化させるようなので、
薬や検査設備など医療関係には軽減税率が必要ではないか?と個人的には思うが)、

徴収する時は、なるべく一律に徴収し、
低所得者への対策は、先の述べたことで対策していく。」

というのが、小黒一正さんの解説であり、主張。

○ 軽減税率や消費税はこのような性質などがあるので、
小黒さんによると、
ヨーロッパの、おそらく財政や社会保障などの当局関係者や学者たちから、

『日本は良いなぁ。軽減税率が無いから。』

とよく羨ましがられるそうだ。