https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181214/k10011747041000.html

日本を代表する大企業が中心の経団連に、「アマゾンジャパン」や「メルカリ」などが
14日付けで加盟したことがわかりました。経団連としては、新興のIT企業などを迎え入れることで、
新たな分野への提言力を強化し、経済団体としての存在感を高めたい考えです。

14日付けで経団連に加盟したのは、ネット通販大手の「アマゾンジャパン」と、フリマアプリ大手の「メルカリ」などです。

このうち、メルカリは、創業からまだ5年余りですが、国内の1か月間の利用者が平均で1100万人を超えるなど急成長しています。

日本を代表する大手企業が加盟する経団連は、自動車や鉄鋼など高度経済成長を支えたいわゆる
「重厚長大産業」の出身者が歴代の会長をつとめるなど、製造業の大手が中心です。

しかし、サービス業やIT企業が台頭するなど、産業構造の変化とともに存在感が低下しているという指摘も出ていました。

経団連としては、AI=人工知能や、「IoT」などを手がける新興の企業を迎え入れることで新たな分野への
提言力を強化し、経済団体としての存在感を高めたい考えです。