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「個人実績等評価表」をスクープ入手 これが警察官による「点数稼ぎ」の呆れた実態だ 2/2

講談社FRIDAY(現在は有料)
http://elb.friday.kodansha.ne.jp/archives/98877

地域課員の本来の目的は、約1割という低い数字にとどまっている路上強盗や車上狙いといった街頭犯罪の検挙率アップ。
だが、この評価表があることで、それが阻害されているという。元兵庫県警刑事の飛松五男氏が語る。

「刑法犯の検挙には、地道な捜査活動が不可欠。しかし点数至上主義の現状では、誰もそんなことはしない。
評価表に基づいた人事考課が、検挙率低下の大きな要因になっていることは間違いありません。
 また、これは地域課だけでは済まされない問題です。というのも、キャリアであれノンキャリアであれ、ほとんどの警官は地域課の『お巡りさん』として、警察人生をスタートさせますからね。
つまり、警察全体に『点数』で人を評価する文化が蔓延(まんえん)しているんです」

「点数稼ぎ」のために取り締まられる我々市民は、たまったものではない。
以前は基礎評定の点が低かったため警官たちは巡回連絡すらあまり行かず、仕方なく配点を増やしたという経緯がある。

点数を稼ぐために、交通課の「ねずみ取り」に同行させてもらう地域課の警官も少なくないという。