静岡県富士宮市選挙管理委員会は23日、21日に投開票された参院選の比例代表の開票作業で、自民党の山田太郎氏が獲得した全515票を一文字違いのれいわ新選組代表・山本太郎氏に誤って算入していたと発表し、両氏の票数を訂正した。候補者ごとに票を集計した後の点検で、山田氏と山本氏の名前をしっかり確認しなかったことが原因という。

22日に発表した確定票は山本氏1453票、山田氏0票だったが、訂正後は山本氏938票、山田氏515票になる。市選管は他の候補者も含め当落に影響はないとしている。

市選管によると、投じられた票は機械で候補者ごとに集計して束にまとめた上で、氏名や票数を記載した「点検票」と呼ばれる紙を添付。立会人の確認を受けて票数が確定する。職員が山田氏の束に誤って山本氏の点検票を付けてしまい、立会人も間違いに気づかなかった。

22日夜に「山田氏に投票したのに0票になっている」などと市民から問い合わせがあり、ミスが判明した。市選管は「山田氏と山本氏は名前が似ており、事前に十分に注意していたのに職員の思い込みで見誤ってしまった。二度とこのようなことがないようにする」と謝罪した。【古川幸奈】

毎日新聞2019年7月23日 14時28分(最終更新 7月23日 21時42分)
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