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2019/10/24(木) 14:13:48.54ID:1oIxSP5D9バル・ギルさん(41)は今年5月、エディンバラにある観光施設「カメラ・オブスクラと幻想の世界」を訪れた際、熱画像カメラがとらえた自分の画像の胸部に熱を帯びている部分があることに気付き、医師の診察を受けた結果、初期の乳がんと診断された。
ただし専門家は、ギルさんの場合は運が良かったにすぎず、熱画像カメラで乳がんを発見することはできないとくぎを刺している。
ギルさんは、温度が高い部位についてインターネットで検索したところ、乳がんと熱画像カメラとの関係を指摘した記事を見つけたという。
カメラ・オブスクラに宛てた感謝の手紙の中でギルさんは、2回の手術と、転移を防ぐことを目的とした1回の手術を受けたと告白。「あのカメラがなければ決して気付くことはありませんでした。あのカメラにその意図がなかったことは知っています。それでも私にとっては人生を変えさせる訪問でした」と記している。
同施設のアンドルー・ジョンソン館長は、ギルさんが画像の違いに気付いてすぐに行動したことは「素晴らしい」と称賛した。
一方、熱画像カメラを使った診断について、英国民健康保険サービスに携わるトレイシー・ジリーズ医師は「過去には熱画像カメラでがんを発見する実験も行われたが、検査ツールとしての有効性が実証されたことはない」と解説する。
英ロイヤル・カレッジ・オブ・ラジオロジストのキャロライン・ルービン氏も、熱画像カメラが乳がんなどの検査に有効なツールであることを裏付ける科学的根拠はないと指摘している。
https://www.cnn.co.jp/storage/2019/10/24/e3380b3696a47d9013aaa4c63decb0a4/t/768/432/d/thermal-imaging-breast-cancer-scli-intl-scn-super-169.jpg
https://www.cnn.co.jp/fringe/35144384.html