二酸化炭素濃度を増やす主原因は
自動車や飛行機などの移動体と、資源加工時のエネルギーが大きいことが分かっている。
家庭では自動車、暖房や調理やシャワーや風呂で温水や熱湯を作る時が時間あたりでは多目。
そのため一人あたりの排出量は先進国が圧倒的に多い。
中国は国全体で見れば多いのだが、一人あたりでは、まだ日本やアメリカみたいな国よりずっと少ない。
2016年段階のデータだが、
中国6.6トン/人
アメリカ14.9トン/人
日本9トン/人
仮に中国やインドなど途上国が先進国みたいな生活をすると、二酸化炭素濃度はさらに倍以上のスピードで濃くなる。
仮に倍としても2100年より前に地球の二酸化炭素濃度は1000ppmを超える計算になる。

二酸化炭素固定を各国は本格的に研究し、
二酸化炭素を炭素や有機化合物に変えてリサイクルする文明を作らないといけない。
二酸化炭素の排出を少なくすると同時に、固定サイクルも利用せねば地球全体の人がまともに暮らすようになるのは厳しい。
二酸化炭素の固定は現在は消費エネルギーやコストかかり過ぎで実用化が難しい。

そこでグローバル炭素税を作り、一人あたりの排出量が高い国ほど、「地球税」を国連に納めるようにし、
一人あたり排出量が少ない国に還付されるようにしたほうがいい。従わない国には関税をかけるように。
そういう方法でコストがかかっても二酸化炭素をある程度まで固定したほうが得になる状態を作らないといけない。

また、地球上に存在する自動車最大台数を決め、一定台数以上をメーカーは作ってはいけないようにしないといけない。
自動車メーカーは―利益のために際限なく自動車を作り続けているが、それ自体が環境破壊の主な原因だから。
現在の文明レベルにあった経済成長ならよいが、そうではなく、
現在の文明では解決できない不可逆的な問題を起こす経済成長は人類にとって明確な悪。
現在の文明では解決できないのにセクシーな方法をとか、希望をもってとか、人々の受け入れられる方法で、
なんて言って今まで通り進もうとするのは偽善だ。

利益追求をし、自分たちの生活の質を落そうとしない人間によって、
人類は真綿でしめられるように息苦しくなって不幸になる。
現在は各国が炭素税をつくっているぐらいだが、
グローバル炭素税ぐらいの強制力&重さで、経済成長が鈍ってでも抑制しないととりかえしの付かないことになる。
京都議定書を守らない国がたくさんでる程度じゃラチがあかない。
関税も設けて、守らない国とは貿易を減らしていかないといけない。すでにそのレベルに入っている。
妻や子供が「守らないと子供が危ない。守らないなら二度とあわない。」
と男に向かっていうぐらいの運動が各国で起きないと強欲と利己でどんどん濃度が上昇し、やがて戦争になりえる。

グレタ少女一人を象徴化するべきではない。
もっと多くの子供が、洗脳ではなく事実を教わったうえで、
大人への正当な要求として経済成長を優先するのをやめるよう訴えることが必要。
そうすればその子供たちが大人になったとき、
自らも欲望のままに経済成長をし続けるという小さなゲームのプレイヤーにならずに済む。
そうやって変わっていける.