https://www.cnn.co.jp/usa/35148724.html
米税関・国境警備局は30日までに、米国、メキシコ国境線の南西部で見つかった薬物密輸用のトンネルとしては最も長い
約1313メートルのものを摘発したと発表した。
トンネルは地下の深さ約21メートルで、米カリフォルニア州サンディエゴ郡とメキシコ・ティフアナを結んでいた。
以前に発見され、これまで最長トンネルとされていたのは2014年に発見された約993メートルのものだった。
トンネル内の高さは約1メートル65センチで、幅は約61センチ。
ティフアナ側では国境線から南へ約76メートル離れた地点から始まっていた。
換気装置、電気供給、排水路やカート用の軌道も備え、サンディエゴとティフアナの入り口にはエレベーターも設けられていた。
米麻薬取締局(DEA)の特別捜査官は声明で、新たなトンネルの精巧な造りは麻薬密輸組織のトンネル建設への強い意思と
資金の豊富さなどを物語っていると述べた。
今回のトンネルの発見は過去数年間の捜査の成果だった。
摘発に伴う逮捕者や他の押収品はまだない。
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