0001ウラヌス ★
2020/06/02(火) 21:23:13.10ID:+NtYlLOl9『ふくしま原発作業員日誌――イチエフの真実、9年間の記録』(片山夏子・著、朝日新聞出版)の著者は、中日新聞東京本社(「東京新聞」)の記者。2011年3月11日に東日本大震災が起きたときには、名古屋社会部に所属していたのだという。
2011年3月11日午後2時46分。東北の三陸沖で、日本の観測史上最大となるマグニチュード9.0の大地震が発生、その30分〜1時間後に太平洋沿岸を大津波が襲った。このとき私は名古屋社会部所属で名古屋にいた。ちょうど休みの日で自宅にいたが、直後に携帯と家の電話が同時に鳴った。召集がかかり、すぐに本社へ向かった。(「序章」より)
そののち7月になると著者は東京社会部への異動の辞令を受け、原発班担当に。キャップから「福島第一原発でどんな人が働いているのか。作業員の横顔がわかるように取材してほしい」と打診され、取材方法も切り口も定まらず、取材先のあてもないまま、原発から約2キロ離れたいわき市に向かう。
どう書けば、彼らの人柄や日常の様子が読者に生き生きと伝わるだろうか。上司と相談しているうちに、一人ひとりの作業員が語った「日誌」という形をとろうと決まった。そして何度か書いているうちに原稿の形が浮かび上がってきた。(「序章」より)
そんな本書は、2011年の"日誌"を紹介した1章からスタートし、2019年の9章まで続いていく。時系列に沿っているからこそ、改めて実感せざるを得ないのは、「まだ何も終わっていない」という絶対的な事実だ。そんなことを意識してか、9章にも「終わらない『福島第一原発事故』」というタイトルが付けられている。
以降ソースにて
https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2020/06/post-93571.php
福島第一原発事故は、まだ終わっていない
2020年6月2日(火)16時40分
参考記事)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/202002/CK2020022902000138.html
常磐線試運転 車両付着ちり 放射能濃度23倍に 動労水戸調査 2020年2月29日
https://diamond.jp/articles/-/78547
おいしすぎる原子力利権と100%「玉虫色決着」になる有識者会議のしくみ
https://webronza.asahi.com/science/themes/2913091700003.html
安倍首相「アンダーコントロール」のウソ
以上