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続く円安の影響は、山梨で働く外国人技能実習生に影を落としている。

ベトナム出身で、自動車部品の製造会社で働く外国人技能実習生ファン・リン・ダンさん(25)は、毎月手取り13万円ほどの給料から10万円を現地の家族へ仕送りしている。

長引く円安は130円台後半が続き、仕送りは去年より2割ほど減っていると話す。

職場もコロナ禍で受注が減り給与が減少、物価高騰で生活費を切り詰める状況に、4年間住み続けた山梨を離れ、年明けにベトナムに帰国することを決断した。ダンさんは帰国後、オーストラリアなど給与水準の高い国で仕事を探すという。

県内外の企業に技能実習生を紹介する富士交流サービス協同組合によると、このまま円安が続くと、技能実習生の日本離れや給与の高い首都圏への流出につながり「県内企業の人手不足が進む」と懸念している。