社会問題をテーマに活動するアイドルグループ、制服向上委員会は27日、
東京・武蔵野市で沖縄・辺野古の新基地反対集会に参加した。
15〜19歳の少女5人が基地移設や解釈改憲の反対を訴え、安倍政権への批判を繰り返した。

リーダーの清水花梨(かりん、18)は「私たちのモットーは清く、正しく、美しく。
よく左翼とか右翼とか言われますが、私たちは“清く”です」と笑顔を見せた。
最初にベートーベン第9番「喜びの歌」の替え歌を披露。「辺野古の海には基地なんていらない」
「憲法9条大切にして」「経済優先終わりにしよう」と歌い上げ、約350人の観衆から拍手を浴びた。

木梨夏菜(かな、17)は曲間のトークで「来年の参院選に向けて共産党の志位委員長が
野党結束を訴えているのに、民主党は賛成と反対に分かれている。
いつも民主党に裏切られているので残念」と野党第1党の姿勢に疑問を呈した。
自民1強に押し切られた野党が、今も1つになれない現実へのいらだちを語った。

続いて環境保護を訴えた曲「Alive(アライブ)」と、活動継続の思いを込めた曲
「歌える場所があれば」を熱唱。観客と「辺野古に基地はいらな〜い」
「暴走する安倍政権を止めよ〜う」とコールを響かせた。
清水は「これからも平和で安心して暮らせる社会を目指して、頑張ります!」と声を弾ませた。

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