元AKB48の川栄李奈(21)が“おバカキャラ”から一転、女優としての評価が高まっている。
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に加え、フジテレビ系「早子先生、結婚するって本当ですか?」にも出演。
元AKBメンバーが卒業後に苦戦することも少なくないなか、その順調ぶりは際立っている。

「とと姉ちゃん」での役どころはヒロイン常子(高畑充希)が働く仕出し屋の娘、富江。
割烹着が似合う地味でおとなしげな少女でネット上でも高評価が相次いでいる。

「演技がナチュラルで気負っているところがない。シンプルな昭和顔が朝ドラの世界観にもマッチしている。
TBS系『ごめんね青春』では瞬間的にキレる役だったがそれも素でないかと思うほど自然だった。
役者としての彼女はいい意味でくせがない。どこにでもはまるナチュラルさと
肌感覚で感情が出せる役者。幅広い役が期待できる」とドラマ評論家の田幸和歌子氏。

AKB48を卒業後、アイドルから女優に軸を移すメンバーは多い。
在籍時、エースだった前田敦子(24)と大島優子(27)も女優業で活躍するが、評価が向上するまでは時間がかかった。

「川栄は在籍時、トップクラスでなかったことがプラスになっている。
元AKBはアイドル時代のイメージが残ってしまいがち。川栄はそのイメージが薄い分、見る側もスムーズに演技だけを見ることができる。
AKB時代は弱点だったルックスの地味さも女優業ではプラス効果のようです」(アイドル誌編集者)

ヒロインの座をつかむのも夢ではなさそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160526-00000006-ykf-ent
夕刊フジ 5月26日(木)16時56分配信

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