ソース元、2017年5月13日14時0分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170512-OHT1T50180.html

劇団EXILEの青柳翔(32)が主演する映画「たたら侍」(錦織良成監督)が20日に公開される。それに先立って出品した「第40回モントリオール世界映画祭」では、侍映画としてのリアルさが評価され最優秀芸術賞を受賞。

青柳を「渾身 KON―SHIN」(2013年)のオーディションで見いだした錦織監督は「彼は三船(敏郎)さんの再来だと思っている」と、あえて時代劇を選んだという。ほれ込まれた青柳は「まだまだそんな存在ではありません」。

謙遜する一方で「いろんな役がしたい。特に悪役を演じられる役者になりたい」と目を輝かせた。

錦織監督の脳裏に焼き付いている言葉があった。「彼はミフネのようだ」。

新人同然の青柳を主演に抜てきした「渾身」を、モントリオール映画祭に出品した際の関係者の発言だった。この時から「次は青柳を主役で時代劇」という構想はスタートしたが、本人には“世界のミフネ”の名前はあまりに荷が重そうだ。