2017.07.13
 2017年6月30日、アイドル史に深く大きな爪痕を残した“ももち”こと、嗣永桃子は15年に渡る華やかなステージから降りた。“ファンの皆さんからの愛を受信するアンテナ=小指”を折りたたんで。


(画像)
アイドル15周年記念アルバム『ありがとう おとももち』


「私は見てのとおり、ビジュアルもいいし、愛嬌もあるし、運まで持っているから大丈夫です! 皆さん!皆さんのほうが絶対に幸せになってください。この15年間、たくさんの愛を本当にどうもありがとうございました! 」

 嗣永桃子は、正真正銘、唯一無二のプロフェッショナル・アイドルだった。

 努力や苦悩を表に出さず、自虐はしても他者を卑下することは絶対にせず、下品なことは一切口にしない。黒髪にナチュラルメイク、ネイルもやらなければカラコンもつけず、アクセサリーも身につけない。
私生活を見せることを良しとせず、SNSはおろかブログですら消極的で、いわゆる一般的な“自撮り写真”は1枚もない……、現在のアイドル事情から見れば時代に逆行するようなかなり珍しいスタイルだが、
「アイドルとは手の届かぬ雲の上の存在」という彼女なりの思い描くアイドルの矜持を最後の最後まで貫き通した。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://realsound.jp/2017/07/post-91208_1.html