俳優の木村拓哉(45)が12日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「木村拓哉 FLOW」(日曜前11・30)に出演。
西日本豪雨で大きな被害を受けた広島県呉市を訪れ、炊き出しを行った際のエピソードに触れ「(被災地訪問は)間違いじゃなかったんだなって思った」と振り返った。

 被災地・呉市在住のリスナーから届いたメールを紹介。生活が激変した中で木村らの訪問を受け「ドキドキが止まりませんでした。
来てくれてありがとうございました」と感謝の気持ちがつづられていた。

 西日本が豪雨に見舞われている中「何かできないか、ずっと頭の中でモヤモヤしていた」。現地では、被災地の人々が猛暑で汗だくになりながらも
コミュニケーションをとってくれたといい「『遠いところまで来てくれて、ありがとうございました』って言ってくれたのが印象的だった」と感想を口にした。

 また、避難所で炊き出しをしている際のこと。「ひとりのおばあちゃんが、『わしらはもう心が病んどるじゃけん』と。でも(物資提供など)サービスをさせていただいた後にすごく笑顔になってくれて…」。
厳しい環境の中でも周囲が笑顔になっていくのを見て「来てよかったなって。こういうことって間違いじゃないんだなって。おばあちゃんの笑顔が自分たちをそう思わせてくれた」と語った。
[ 2018年8月12日 12:12 ]

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