2018-11-19 11:00

 BiSH、BiS、GANG PARADE、EMPiREらが所属する音楽事務所・WACKのオーディション・ドキュメンタリー映画『世界でいちばん悲しいオーディション』が、来年1月11日より公開されることが19日、明らかになった。

 同映画は、24人の少女が九州の離島・壱岐島で「アイドルになる」という夢をかなえるため、合宿形式で行われたオーディションに挑む姿に完全密着。気鋭のドキュメンタリー監督・岩淵弘樹氏がメガホンを取り、彼女たちのあふれる情熱が画面に収められている。

 歌、ダンス、マラソン、そして時にはスクワット対決や人生ゲームといったやる気や運も試される過酷な試練を乗り越え、アイドルへの階段を上がっていく候補生たち。
毎夜行われる脱落者発表、理不尽とも思えるジャッジに感情を揺さぶられながら、本性をむき出しにしていく姿もとらえる。泣きながら、それでも「アイドルになりたい」と一心で走り続ける少女たちの壮絶な1週間を追う。

 オーディションには現役メンバーのうち、BiSHのモモコグミカンパニー、BiS1stのパン・ルナリーフィ、BiS2ndのペリ・ウブ、GANG PARADEのキャン・GP・マイカも参加した。

■渡辺淳之介プロデューサーのコメント。
自分自身が天才にはなれない、どうしようもなく偽物であることへの失望を思春期にずっと感じていて、なにものにもなれない自分に劣等感を感じ続けてきました。
WACK合宿オーディションはさながらアイドル版『フルメタルジャケット』。軍人になるのではなくアイドルになるべく一週間で即時育成するブートキャンプです。
何者でもない素人の女の子たちがはじめて自分というものを見つめ、人にさらされることによって、学校では味わえない社会の理不尽さに対峙することになります。その葛藤、努力、諦めの感情の揺れ動きがわかりやすくこの映画では見えると思います。

https://www.oricon.co.jp/news/2123695/full/
(最終更新:2018-11-19 11:00)