ツイッターの投稿で名誉を傷つけられたとして、立憲民主党の参議院議員２人が、都内のウェブ関連会社を訴えた裁判が始まりました。
立憲民主党・小西洋之参院議員
「（ツイッター上で）野党議員の名誉・人格をおとしめる違法行為を繰り返していたものだという風に認識しております」
立憲民主党の小西洋之議員と杉尾秀哉議員は、フォロワー数１７万以上の匿名ツイッターアカウント「Ｄａｐｐｉ」に投稿されたツイートで名誉を傷つけられたとして、都内のウェブ関連会社に８８０万円の損害賠償などを求め、今年１０月、提訴しました。
訴状などによりますと、「Ｄａｐｐｉ」アカウントのログインの記録などを調べたところ、都内のウェブ関連会社がインターネットの回線契約者として判明したということです。
小西議員らは森友学園をめぐる問題で自殺した近畿財務局の職員に関連し、小西議員らについて触れた去年１０月のツイートの内容が、事実ではないと主張しています。
東京地裁では１０日、第一回口頭弁論が開かれ、小西議員らの訴えに対し、ウェブ関連会社側は請求棄却を求めました。
ウェブ関連会社側は取材に対し、「裁判の中で主張を明らかにしてまいりたい」とコメントしています。(2021年12月10日放送)
