千葉県茂原市の郵便局に勤めていた39歳の元主任が、
顧客の貯金からおよそ1300万円を着服したとして、業務上横領の疑いで警察に逮捕されました。
警察は、ほかにも別の顧客から合わせて6800万円を着服していたと見て、調べています。

逮捕されたのは、千葉県茂原市にある本納郵便局の元主任、鈴木昭彦容疑者(39)です。

警察の調べによりますと、鈴木容疑者は、郵便局で主任をしていた平成26年から翌年にかけて、
顧客2人の貯金から合わせて、およそ1300万円を着服したとして、業務上横領の疑いが持たれています。

調べに対し、鈴木容疑者は容疑を認めたうえで、「FX取引での損失を穴埋めしていた」などと供述しているということです。

日本郵便によりますと、これとは別に、10人の顧客の貯金から合わせておよそ6800万円を着服していたことが
内部調査でわかったということで、去年2月、懲戒解雇の処分にしていました。
警察は、これらについても捜査しています。

日本郵便関東支社は
「お客さまの信頼を損なうことになり、深くおわびします。社員に対する指導を徹底していきます」とコメントしています。

以下ソース:NHK 4月10日 18時10分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170410/k10010943541000.html