サッポロビールがビール系飲料の製造方法を巡り、追加で納めた税金の返還を求めている問題で、国を相手取って提訴すると発表しました。

 サッポロビールは、ビール系飲料「極ZERO」の追加で納めた酒税115億円を返還するよう求めていました。しかし、去年10月に弁護士などで構成される国税不服審判所から異議を認めない旨の通知を受け取っていました。
これを受けてサッポロビールは11日、東京地裁に国を相手取って訴訟を提起したと発表しました。
サッポロビールは当時、極ZEROを税金が一番安い「第3のビール」として販売していましたが、国税当局から製造方法の問い合わせを受け、ビールなど発泡性酒類の基本税率との差額にあたる115億円を自主的に納めていました。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000098397.html