北朝鮮外務省のシンクタンク、軍縮平和研究所は13日、トランプ米政権が北朝鮮に対する軍事力行使も選択肢とする構えを示していることを非難し「わが軍は米国がぴくりとでも動けば、
無慈悲な報復攻撃で敵対勢力の頭上に核の雷を落とす」と警告する報道官談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

 談話は、原子力空母カール・ビンソンの派遣などを念頭に「米国は朝鮮半島に核戦力を絶えず派遣し、情勢を核戦争の瀬戸際に追い込んでいる」と反発。
米国が北朝鮮の体制崩壊を夢見ていると指摘し「これほど愚かな妄想はない」と主張した。

 また「米国の強権と専横に断固として立ち向かい、われわれの力で国の平和と安全を守っていく」と強調した。(共同)

【北朝鮮情勢】軍事力行使なら「無慈悲な報復攻撃で核の雷」と米国に警告 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/170414/wor1704140003-n1.html