船で渡る無人島水族館<あわしまマリンパーク>で、ゴマフアザラシのチロル(11歳)とコロン(10歳)が
このたび出産。2頭の赤ちゃんのかわいらしい姿を一目見ようと、アザラシ水槽の前は、多くのファンで連日、にぎわっている。

 3月27日にチロルが7.3キロの雌、1週間遅れの4月2日にコロンが9.8キロの雄の赤ちゃんを出産した。
赤ちゃんの平均体重は、およそ10キロだという。

 チロルは初産、コロンは6年前に続き、2回目の出産となった。通常アザラシの妊娠期間は、
約1年。今回、2頭はほぼ同時に妊娠した。

 4月14日の体重測定では、チロルの子が24.90キロ、コロンの子が20.25キロと2倍以上に成長し、
チロルの子は頭の上の新生児毛(しんせいじもう)の色が少し、変化してきた。

 コロンの相手の「マックス」は、下田海中水族館から「お婿さん」として借り、3年前から共同で繁殖計画を進めていた。

 飼育スタッフは「妊娠から、出産と無事に終わり、順調に成長してくれて、ホッとしている。
新生児毛の期間は3週間と短いので、かわいい姿を見られるのは今だけ。
3週間すぎると、親と同じ姿になり、授乳も終了する」と話す。

 その後、赤ちゃんたちは、魚を食べる訓練などをし、一人立ち。今回の出産で、
同施設のゴマフアザラシは7頭となった。

 ショーで優雅なバタフライを見せる人気者のアザラシの「パル」は現在、24歳。
今回誕生した赤ちゃんたちの活躍する日が待ち遠しい。(M)
(以下ソースで)

伊豆新聞 4/15(土) 17:13配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170415-00000010-izu-l22
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