八田の銅像は昭和6年に作られたもので
住民の民意と周囲意見で出来上がったユニークな銅像は、
像設置を固辞していた八田本人の意向を汲み、
一般的な威圧姿勢の立像を諦め、工事中に見かけられた八田が、困難に一人熟考し苦悩する様子を模し、
碑文や台座は無く、地面に直接設置された。

中華民国の蒋介石時代に、大日本帝国の残した建築物や顕彰碑の破壊がなされた際も、
銅像は隠され続け、地元の有志によって守られた