共産・宮本議員「首相がやるべきはトランプ政権への説得」

 北朝鮮問題をめぐり、共産党の宮本議員は国会で安倍総理に対し、「アメリカが先制攻撃を行えば日本にもおびただしい犠牲が出る。総理がやるべきはトランプ政権に対して先制攻撃という選択肢は絶対だめだと説得することだ」と迫りました。

 「総理は、アメリカが先制攻撃を行えば、韓国、そしてわが国もおびただしい犠牲が出ると、こういう認識はですね、お持ちじゃないんですか。私は総理がやるべきは、トランプ政権に対して、軍事的選択肢、先制攻撃という選択肢は絶対だめだと、このことを説得することだと思いますよ。どうですか」(共産・宮本徹議員)

 「戦争はもちろん、これはあってはならない、外交的な努力によって問題を解決しなければならないのは当然のことであります。だからこそですね、宮本さん、それは北朝鮮に対して国際社会が一致してですね、こんなことはやめろと、こう強く言わなければならないのであってですね、アメリカにお前らはやめろと言うことでは私はないんだろうと思います」(安倍晋三 首相)

 また安倍総理は、「我々が北朝鮮に対してあるべき姿を説いて、『わかりました、そうします』ということには残念ながら20数年間ならなかった」と述べた上で、「彼らに時間を稼がせて能力を向上させればもっと危機は水準が高まっていく。中国も含めて国際社会が圧力をかけていくことが重要だ」と強調しました。(17日16:18)

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170418-00000003-jnn-pol