菊川署は17日、殺人の疑いで、菊川市内の無職の男(53)を逮捕した。

逮捕容疑は昨年8月上旬、同市内の自宅で同居の父親=当時(82)=に灯油を飲ませ殺害した疑い。

同署によると、男は両親と3人暮らし。
母親が父親の異変に気付き119番し、父親は掛川市内の病院に搬送されたが、5日後に呼吸不全で死亡した。

男は精神疾患を患っていて、直後に同市内の精神科の病院に入院した。
同日退院したため逮捕した。父親は10年ほど前から寝たきり状態だった。

同署は、男の認否や動機などを明らかにしていない。

http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/350293.html