>>459
同じことを繰り返されても、困るよ。
何度も言うように、たしかに、ブッシュとバーナンキは、
リーマンショック後、緊密に連携をとったが、
その目標は、インフレ率ではなく、金融システムの安定。

それから、金融システムの安定と並んで、中央銀行の目的
である物価安定については、明確な相関関係が存在するよ。
中央銀行の独立性が高いほど、物価が安定するという。

平成9年 年次世界経済報告
http://www5.cao.go.jp/keizai3/sekaikeizaiwp/wp-we97/wp-we97-00305.html

中央銀行に関わる法律と制度に注目して,中央銀行の独立性を指標化したものに
Alesina and Summers(1993)の研究がある。これは,中央銀行の人事・予算・
政策決定,中央銀行が銀行監督責任を免れているが,といった点について,
中央銀行の政府からの独立性の度合いを指標化し,統合したものである。

この中央銀行独立性指数とインフレ率との関係をみると,経験則的に,
中央銀行の独立性が高いほど,インフレ率は低いことがわがる (第2-5-4図)。