くら寿司HP曰く

全ての食材において、

・化学調味料
・人工甘味料
・合成着色料
・人工保存料

を不使用だそうです。

逆に言えばそれ以外の添加物は使用されていますので、
明らかに優良誤認です。

チェーンの回転寿司においては、ネタは加工会社によってすでにスライス、真空パックされて店舗に配送されます。
店でさばいたり、サクをきったり、殻をむいたりはしてないか一部のネタに限られます。
効率化(アルバイトでも作業可能)とコスト対策のためです。
肉や魚はカットすればするほど鮮度おちが顕著となります。
断面が増加し、容易に酸化し、雑菌が取り付くからです(だからすし屋はネタを使うときに切る)
食中毒が出たら一大事ですから、加工会社の段階で厳密に消毒されています。

たとえば、エビに使用される次亜塩素酸ナトリウム。
これは上記のいずれでもありませんが、早い話がハイターです。
加工段階でこれで漂白、除菌するのです。

マグロにも発色剤が使われている可能性があります。
発色剤は着色しているのではなく、色味を保持するためですから上記の4つには含まれません。

私は水産加工会社側の人間なので、わかります。
いずれにせよ便利な添加物は、適量を使えば、安全でおいしく、安価に食品を提供できる
知恵であると思っていますので、それはそれでよろしいと思っています。

ただ、くら寿司は「全てが無添加」ではありませんから、消費者に誤解を与える店舗名称は
慎むべきだと考えます。