【パリ=共同】23日にフランス大統領選の第1回投票が迫る中、フェクル内相は18日、南東部マルセイユで候補者らを標的にテロを計画したとして、フランス国籍の男2人を拘束したと発表した。

地元メディアによると、家宅捜索で銃器、爆薬などとともに中道・右派候補フィヨン元首相らの写真が押収された。

内相は記者会見で「確実で切迫したテロの兆候をつかんだ」と述べた。具体的なテロ計画については明らかにしなかったが、2容疑者は対テロ当局の監視対象だったと指摘。
「民主選挙をテロの脅威から守る」と強調し、警戒態勢を一層強化する方針を示した。

報道によると、容疑者は29歳と23歳の男。関係先から複数の銃器や爆薬「TATP(過酸化アセトン)」などが見つかった。

配信 2017/4/18 22:57

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