和歌浦湾のアサリから貝毒

http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2045706191.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

和歌山市の和歌浦湾で採れた天然のアサリから、国の規制値を上回る「貝毒」が検出され、
県では、安全が確認されるまでアサリなどの二枚貝を採ったり食べたりしないよう、呼びかけています。

県によりますと、今月13日に和歌山市の和歌浦湾で採れた天然のアサリを調べたところ、
国の規制値のおよそ5倍にあたるまひ性の貝毒が検出されたということです。
これは、体重60キロの人がむき身でおよそ160グラム食べると死に至る量だということですが、
今のところ被害の報告は入っていないということです。

また、この貝毒はアサリなどの二枚貝に特有のもので、
サザエやアワビ、それに魚などは安全だということです。

和歌浦湾の片男波干潟では、10年ほど前からアサリが減少し、
地元の漁協が潮干狩りを中止したりして保護活動に取り組んでいます。
県では、和歌浦湾から加太にかけての海域では、今後の検査で安全が確認されるまで、
アサリなどの二枚貝を採ったり食べたりしないよう、呼びかけています。

04/18 20:01