4493社から回答を得た。15年度に退職した勤続20年以上の従業員が
受け取った退職金と企業年金の平均額を調べた。 民間企業では退職金
が約1006万円、企業年金が約1453万円で、合計は約2459万円。一方、
国家公務員は退職手当が約2314万円、共済年金の上乗せ給付が約223万円で
合計は約2537万円だった。
民間の企業年金ってのは、公的年金の三階部分（国民、厚生、企業年金）
なわけで、比較すべきは公務員の退職金２３１４万で、民間は１００６万
ってことだ。公務員のほうが１３００万も多く退職金をもらっている。
更にだ、この比較している民間企業は、上場企業や地域のトップ企業なはず。
対象外の中小零細企業の支給額は１０００万（＋企業年金１４５３万）を
大幅に下回るのは確実だろ。その上全労働者の４割？の非正規労働者には、
そもそも退職金がない。
凄まじい現実だな。
