http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170420/k10010955531000.html
女性集団乱暴事件 主導的に関与か 医学部生に懲役6年求刑
4月20日 18時29分

千葉大学医学部の学生が飲み会に参加した女性に集団で乱暴した罪に問われた裁判で、主導的な立場で事件に関わったとされる23歳の学生に対して、検察は「犯行は極めて卑劣だ」として懲役6年を求刑しました。
千葉大学医学部の5年生、吉元将也被告(23)は、去年9月、千葉市内の飲食店で、飲み会に参加した女性をほかの学生とともに集団で乱暴した罪に問われています。

千葉地方裁判所で開かれた20日の裁判で、検察は「被告は一連の犯行で主導的に行動し、特に強い非難に値する。犯行は極めて卑劣で、女性の尊厳を全く無視している」と指摘し、懲役6年を求刑しました。

一方、弁護側は「犯行に計画性はなく、謝罪文を書くなど反省している」として、執行猶予のついた判決を求めました。

判決は、来月29日に言い渡されます。

この事件では、集団で乱暴した罪に問われた別の学生が実刑判決を受け、飲み会のあとに女性を乱暴した罪に問われた学生と、女性の体をむりやり触った罪に問われた元医師が、それぞれ有罪判決を受けました。